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授業科目名
担当教員
コンピュータグラフィックス演習
安藤 英俊/豊浦 正広
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263128 1 CS 2 後期 IV
[概要]
コンピュータグラフィックス(CG)と対話型グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の基礎として,3次元CGプログラミングを実践的に学ぶ.「コンピュータグラフィックス」で学んだ画像処理およびCGの原理に基づいて,対話的なCGアプリケーションを作成する.プログラムの作成を通して,グラフィックスライブラリのひとつであるOpenGLについて学ぶ.後半の自由制作では,個人ごとに「インタラクティブCG」を作成して,最終回の発表会で展示する.
[具体的な達成目標]
1. 画像処理の基礎的原理を理解する<BR>2. コンピュータグラフィックの基礎的原理を理解する<BR>3. OpenGLによるコンピュータグラフィックスプログラミング技術を修得する
[必要知識・準備]
計算機の基本的な使い方(特に,Linuxオペレーティングシステム上の代表的なソフトウェアの使い方)およびC言語によるプログラミングの基礎(制御文,配列,関数,ファイル処理,ポインタ,構造体)を習得済みであること.<BR>また,本授業は,講義「コンピュータグラフィックス」の演習であるため,「コンピュータグラフィックス」を履修申告済みか,既に「コンピュータグラフィックス」を履修済みであること.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %全3 回のレポート課題(20 点,20 点,40 点)と,全2 回の小課題(10点,10点)において,コンピュータグラフィックスの基礎的原理の理解力,コンピュータグラフィックスプログラミングの習得,グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を実装するプログラミング方法の修得を評価する. 
[教科書]
  1. 林 武文,加藤 清敬, OpenGLによる3次元CGプログラミング, コロナ社, ISBN:433902399X
[参考書]
  1. 三浦 憲二郎, OpenGL 3Dグラフィックス入門[第2版], 朝倉書店, ISBN:4254121458
[講義項目]
※受講者の理解度に応じて内容を変更する場合がある.<BR><BR>第 1 回 OpenGLの基本,カメラモデル,カラーモデル<BR>第 2 回 画像の空間フィルタリング,2次元幾何変換<BR>第 3 回 3次元幾何変換,投影変換<BR>第 4 回 ビューイングパイプライン,zバッファ<BR>第 5 回 変換行列スタック<BR>第 6 回 シェーディングI(表面属性の設定)<BR>第 7 回 シェーディングII(光源の設定,法線ベクトル)<BR>第 8 回 テクスチャマッピングI <BR>第 9 回 テクスチャマッピングII <BR>第10 回 自由制作1,タイマー処理,ポップアップメニュー<BR>第11 回 自由制作2,テキスト表示,マウス処理<BR>第12 回 自由制作3,ブレンディング<BR>第13 回 自由制作4,パーティクル・フォグ<BR>第14 回 自由制作5,バウンディング・ボックス<BR>第15 回 自由制作発表会
[教育方法]
本授業では,コンピュータを使って演習を行う.<BR>冒頭に担当教員がその回の演習内容および課題について説明する.その後,受講者は,この説明に基づいて,Webテキストや教科書を見ながらプログラミングの課題に解答する.このとき,担当教員やティーチングアシスタントが巡回して,受講者からの質問に随時答える.そして,受講生のプログラミングの様子に合わせて,担当教員が補足説明を行う.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
本授業では,山梨大学 e-Learning システム(Moodle)を使用します.<BR>http://sojo.yamanashi.ac.jp/manual/moodle.html