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授業科目名
担当教員
オペレーティングシステム演習
木下 雄一朗/山本 泰生
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263122 1 CS 2 後期 IV
[概要]
教育用計算機環境での演習が効果的と思われる項目を扱い講義「オペレーティングシステム」で学ぶ内容を理解する.特にアプリケーションシステム構築のためにオペレーティングシステムが提供する機能と使い方を学び,ネットワークプログラミングの作成実習を行う.また並行プログラミングに関する項目にも時間をかける.
[具体的な達成目標]
以下の項目が具体的な達成目標である.<BR>1. 並行プロセス(スレッド)を理解し,それを応用したプログラミングを実現できる<BR>2. メモリや入出力について理解し,それを応用したプログラミングを実現できる<BR>3. OSの持つネットワーキング機能を理解し,それを用いたプログラムをデザイン・開発できる
[必要知識・準備]
「オペレーティングシステム」を並行して履修すること,ならびに先行科目として「計算機アーキテクチャ?」および「同演習」を既習であることを前提とする.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間期 50  %主に達成目標1と2に対して評価を行う 
2小テスト/レポート 50  %主に達成目標3に対して評価を行う 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. ニール・マシュー,リチャード・ストーンズ, Linuxプログラミング改定第2版, ソフトバンク パブリッシング, ISBN:4797327014
  2. 大澤範高, オペレーティングシステム:コンピュータサイエンス教科書シリーズ7, コロナ社, ISBN:4339027075
  3. 谷口秀夫, オペレーティングシステム, 昭晃堂, ISBN:4785620439
  4. A. Siberchatz, P.B. Galvin, G.Gagne, オペレーティングシステムの概念, 共立出版, ISBN:9784320122536
  5. 大久保 英嗣 編著, オペレーティングシステム, オーム社出版局, ISBN:4274131939
[講義項目]
第1回:C言語復習<BR>第2回:プロセス (1) (プロセスとは)<BR>第3回:プロセス (2) (並行プロセスの生成と制御)<BR>第4回:プロセスとスレッド<BR>第5回:排他制御とデッドロック<BR>第6回:シグナル (1) (シグナルとは)<BR>第7回:シグナル (2) (シグナルハンドラの各種設定)<BR>第8回:中間評価(前半の復習とまとめ)<BR>第9回:ネットワーク通信の基礎: 簡単なチャットプログラム作成<BR>第10回:ソケットプログラミング: 1対1通信ライブラリの作成<BR>第11回:シグナルによる割込み制御: 1対1非同期通信追跡ゲームの構築<BR>第12回:データの一貫性管理と多重コネクション: <BR>第13回:並行プロセスによる追跡ゲームの改良<BR>第14回:ネットワークプログラミングのレポート総括<BR>第15回:期末評価(後半の復習と演習全体のまとめ)
[教育方法]
演習課題等は,授業のMoodleページを通して掲示する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)