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授業科目名
担当教員
計算機アーキテクチャI
郷 健太郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263111 2 CS,FG過年度生 1 後期 III
[概要]
計算機のハードウェア構成や機能について,その基本的な用語や概念を知らないと,後続するソフトウェア系の科目の理解が困難になる.本講義では,情報系関連科目で共通に使用される計算機の機能と構造に関する基礎概念を習得することを目的とする.
[具体的な達成目標]
1.計算機の機能と構造に関する基礎概念を習得する.<BR>2.計算機での数や情報の表現方法を理解する.<BR>3.論理回路の原理や組み合わせを理解し,論理回路設計の基本を習得する.<BR>4.機械語の基礎を理解する.
[必要知識・準備]
「情報処理及び実習」,「プログラミング基礎」,「プログラミング基礎演習」を予め履修し,その講義内容を充分理解していることが望ましい.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 55  %達成目標 1.と 3.の理解度を評価する 
2試験:中間期 45  %達成目標 1.と 2.の理解度を評価する 
[教科書]
  1. 堀桂太郎, 図解コンピュータアーキテクチャ入門(第2版), 森北出版, ISBN:4627829027
[参考書]
  1. 柴山潔, 改訂新版 コンピュータアーキテクチャの基礎, 近代科学社, ISBN:4764903040
  2. Randal E. Bryant, David R. O'Hallaron, Computer Systems: International Version: A Programmer's Perspective, Pearson Education, ISBN:0137133367
  3. 大薮多加志, コンピュータ・アーキテクチャ, 東海大学出版会, ISBN:4486015096
[講義項目]
第1回:概要1(歴史,ノイマン型コンピュータ)<BR>第2回:概要2(ノイマン型コンピュータの基本動作)<BR>第3回:論理回路の基礎<BR>第4回:論理回路(つづき),演算アーキテクチャ1(データ表現)<BR>第5回:演算アーキテクチャ2(演算アルゴリズム)<BR>第6回:命令セットアーキテクチャ1(命令)<BR>第7回:命令セットアーキテクチャ2(アドレッシング,CISCとRISC)<BR>第8回:中間評価(総括とまとめ)<BR>第9回:制御アーキテクチャ<BR>第10回:メモリアーキテクチャ<BR>第11回:キャッシュメモリと仮想メモリ<BR>第12回:割込みアーキテクチャ<BR>第13回:パイプラインアーキテクチャ<BR>第14回:入出力とシステム<BR>第15回:最終評価(総括とまとめ)<BR>※講義項目は状況に応じて変更される可能性があります.
[教育方法]
・講義ではプロジェクタを使いて説明している.<BR>・講義中に用いるスライドのハンドアウトを配布し,講義を聴くことに集中できるようにしている.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
特になし.