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授業科目名
担当教員
コンピュータネットワーク
美濃 英俊
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263005 F 2 F 3 前期 III
[概要]
重要な社会基盤であるインターネットの仕組みを体系的に学習する。ネットワークプロトコルが階層構造を成していることを理解し、各階層の役割とプロトコルの実例について学ぶ。階層構造のメリットを理解し、それによって効率的な設計、問題解決ができるようにする。階層的な構造を用いた問題解決能力を養うことは、コンピュータネットワークだけでなく、幅広い分野において有効である。プロトコルの実例としてTCP/IP とEthernet を重点的に取り上げ、プロトコルアナライザを用いた解析も通じて理解を深める。
[具体的な達成目標]
1)コンピュータネットワークの基盤技術及び構造についての理解。<BR>2)OSI参照モデルの構成とその意味についての理解。<BR>3)ネットワーク上でのセキュリティについての理解。<BR>4)インタネットプロトコルとウェブコンピューティングの理解。<BR>5)コンピュータネットワークに関する技術動向の把握。授業の到達目標及びテーマ
[必要知識・準備]
コンピュータと2進数に関する基礎知識を前提とする。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %すべての到達目標の達成度を評価する 
2試験:中間期 50  %主に到達目標 1., 2. の達成度を評価する 
[教科書]
  1. ここまでできる情報通信教室,  (株)アルファシステムズ
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:インターネット概観<BR>第2回:IPアドレスとルーティング<BR>第3回:ネットワークプロトコルの階層構造<BR>第4回:物理層の役割と実例<BR>第5回:データリンク層の役割と実例、イーサネットスイッチの動作<BR>第6回:ネットワーク層の役割と実例、ルータの動作<BR>第7回:トランスポート層の役割と実例、プロトコルアナライザによる分析<BR>第8回:中間評価<BR>第9回:さまざまなネットワークサービス<BR>第10回:動的ルーティング<BR>第11回:無線ネットワーク<BR>第12回:ネットワークトラブルシューティング<BR>第13回:ネットワークセキュリティの基礎<BR>第14回:IPv6 <BR>第15回:まとめと評価
[教育方法]
講義による議論。<BR>質疑応答による議論.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(F)情報処理の基盤としてのネットワーク指向型コンピューティングの技術を理解し応用できる知識と技術を習得する.
[その他]
(未登録)