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授業科目名
担当教員
技術者倫理
手塚 彰夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
258300 2 I過年度生 2 後期 V
[概要]
科学技術の進歩を人間社会の適切な発展に結びつける役割を担う技術者には高い倫理観が求められるが、これまでの歴史上倫理観の欠如で各種の問題が発生し、今後もその恐れがある。これからの技術者はさらに発展する科学技術に携わるに当たり、一層充実した倫理的自律性が求められる。これまでに発生した事例などを教訓として技術者倫理の必要性及びあり方を理解し、倫理問題を解決する方法を学習し能力を養成する。
[具体的な達成目標]
技術者として自己の社会的責任を認識し、それに基づき実際にどのように行動すべきかを自ら考える事が出来るようにする。社会との交流によって社会からの要請を汲み取り、それを技術的営為の向上につなげることができるようにする。<BR>(1)技術者倫理の意義を理解する<BR>(2)技術者が倫理的に適切な役割を果たすために必要な原則・義務などを理解する<BR>(3)技術者の倫理的に適切なあり方を理解する<BR>(4)科学技術の各分野の倫理的課題に対する技術者の役割を認識する
[必要知識・準備]
技術者の不手際や技術の悪用なので発生した社会現象に関心を持ち、各自なりの意見や見方を持つこと。また各種社会現象に関して技術者の関与を感知し、その仕事ぶりや考え方が結果に影響与えている事を認識する。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %技術者倫理全般に関する重要項目に習得度と自分の意見表現力 
2小テスト/レポート 30  %事例等について適切でオリジナリティーのある判断が出来ているか。社会現象などと技術者の役割の関連についての理解 
3受講態度 35  %講義内容についての理解度と映像鑑賞後のレポート 
[教科書]
  1. 杉本泰治  高城重厚, 技術者の倫理  入門, 丸善, ISBN:4621075640
  2. 技術者倫理  日本の事例と考察, 丸善, ISBN:978462108512-7
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
各回の講義内容<BR>1    :技術者倫理とは<BR>2    :法と倫理の関係<BR>3〜5   :技術の問題点<BR>6〜9  :技術者のあり方<BR>10,11:失敗学<BR>12   :CSRと技術者の使命<BR>13,14:研究倫理<BR>15   :総括評価試験
[教育方法]
・講義ではプロジェクターを使って説明。要点を纏めた資料配布し理解を深める。<BR>・講義の中で小問題を出し問題解決の能力の養成と自分の意見表現力を向上させる。<BR>・期間中に宿題を課し、内容の習得度を評価する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)