山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
基礎電気理論
小澤 賢司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253209 2 CS,FG過年度生 2 前期 II
[概要]
我々の身の回りには電気製品がありふれているが,工学者としてはその動作原理を知っていることが望ましい.特に,メディア工学の分野で実際に使用する電子機器については動作原理を知っておくことは必須である.そこで,本講義では,交流理論や電子回路の基礎から始め,それらが身近なメディア機器にどのように利用されているかを学ぶこととする.<BR>☆カリキュラム中での位置付け:<A HREF="http://www.cse.yamanashi.ac.jp/relation.html">CS学科のカリキュラム</A>
[具体的な達成目標]
(1)電気回路および電子回路素子の基礎的性質を理解することを通じ,自身で情報処理回路・ヒューマンインタフェース回路を構成するための基礎を習得する.<BR>(2)電磁気学で修得した基礎が,ディスプレイなどのメディア機器およびAM・FM 放送の送受信などのメディア方式にどのように応用されているか理解する.<BR>(3)ラジオ・乾電池など身近な電気製品について動作原理を理解する.
[必要知識・準備]
電磁気学の基礎(物理学II)
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %講義の後半の項目に関して評価する 
2試験:中間期 40  %講義の前半の項目に関して評価する 
3小テスト/レポート 20  %毎回の理解度を評価する 
[教科書]
  1. 酒井雅芳, イラストで電気のことがわかる本, 新星出版社, ISBN:4405061505
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
(1)電流・電圧・抵抗<BR>(2)電気と磁気の相互作用<BR>(3)発電機とモータ<BR>(4)交流の基礎知識<BR>(5)抵抗・コイル・コンデンサと平滑化<BR>(6)共振現象<BR>(7)電磁波の性質とその応用/変調と復調<BR>(8)中間試験<BR>(9)真空管・CRT<BR>(10)半導体・ダイオード・トランジスタ<BR>(11)トランジスタ(続き),IC・LSI<BR>(12)ディジタルICの構造と動作(DTL, TTL)<BR>(13)ディジタルICの構造と動作(CMOS構造)/液晶・TFT<BR>(14)センサ/オペアンプ<BR>(15)期末試験
[教育方法]
・物理現象を直感的に理解できるように配慮して授業を行う.<BR>・必要に応じプリントを配布する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)