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授業科目名
担当教員
確率統計学
毛利 宏
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251104 2 ME,D過年度生 2 前期 III
[概要]
工学における確率・統計の重要性は近年とても高まっています.実世界の現象をモデル化したり、制御したり、表現したりするためのツールとして、不確かな要素を取り入れる必要があるからです.本講義では、確率の基本から工学的な応用について、統計処理の具体例などを学びます.
[具体的な達成目標]
事象の確率計算、条件付確率の計算、ベイズの定理の理解<BR>確率関数、確率密度関数、代表的な確率分布の理解<BR>大数の法則、中心極限定理、正規分布に関する理解<BR>記述統計で具体的に母数の計算ができるようになる(平均、分散、不偏分散、標準偏差)<BR>推測統計の考え方を理解する.<BR>統計的仮説検定の理解をし、実際に使えるようになる.<BR>プログラミング言語Rを習得し、今後の研究で活用できるレベルにする.
[必要知識・準備]
基本的な微分、積分の知識は必須.(大学1年の微分積分の基礎)
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 90  %定期試験の成績を客観的に評価します. 
2小テスト/レポート 10  %必要に応じてレポートを実施する可能性があります. 
[教科書]
  1. 馬場 敬之 、久池井 茂, スバラシク実力がつくと評判の統計学キャンパス・ゼミ―, マセマ出版, ISBN:4944178778
[参考書]
  1. 山田 剛史 、杉澤 武俊、村井 潤一郎, Rによるやさしい統計学, オーム社, ISBN:4274067106
[講義項目]
第1回:離散型確率分布(場合の数、確率変数など)<BR>第2回:ベイズ確率(条件付確率、推定の考え方)<BR>第3回:連続型確率分布(確率密度、モーメント母関数)<BR>第4回:2変数の確率分布(離散型、連続型、周辺確率)<BR>第5回:ポアソン分布(二項分布、ベルヌーイ分布)<BR>第6回:正規分布<BR>第7回:対数の法則、中心極限定理<BR>第8回:記述統計(1データの整理、2変数データの整理)<BR>第9回:統計解析の例、Rの紹介<BR>第10回:推測統計のイントロ<BR>第11回:推定、推測統計(点推定、区間推定)<BR>第12回:統計的仮説検定の考え方<BR>第13回:母平均と母分散の検定<BR>第14回:母平均の差の検定、母分散の比の検定<BR>第15回:定期試験(試験解答の解説)
[教育方法]
・確率については小学校、中学校、高等学校の復習を兼ねたところから始める.<BR>・基本的にはパワーポイントで説明する.<BR>・統計は手を動かして理解できるようにプログラム言語Rを使用して、学生が自ら実習できるように指導する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)