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授業科目名 ヨーロッパ社会文化論II<BR><font color="red">(本年度非開講)</font>
時間割番号 181013
担当教員名 皆川 卓
開講学期・曜日・時限 後期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
前期のヨーロッパ社会文化論Iの続編という形を取り、国際機構・ヨーロッパ連合に至るまでの、ヨーロッパ諸国間関係の生成を読み解きます。
<到達目標>
受講者が情緒的な国際関係観を超えて、歴史的見地に立った国際関係の意味を論理的に説明できるようにする。
<授業の方法>
テーマみ関するプリントを配布し、スライドを交えながら国際法の発展を中心に、ヨーロッパ国際関係史を説明していきます。質問は毎回受け付け、CNSで解答します。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %理解力・表現力 
2受講態度 40  %積極性 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
後期では、国民国家・ナショナリズムの台頭から帝国主義時代の国際関係、人権条約、国際機構の成立とヨーロッパ連合に至るまでの道を振り返ります。ヨーロッパ連合成立の意味を十分に理解するためには、ヨーロッパ社会文化論Iと併せて(隔年でも良い)取ることを推奨します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 塩川伸明, 民族とネイション―ナショナリズムという難問, 岩波書店, ISBN:400431156X
  2. イマヌエル・カント, 永遠平和のために, 岩波書店, ISBN:4003362594
  3. 篠原初枝, 国際連盟−世界平和への夢と挫折, 中央公論新社, ISBN:9784121020550
  4. 最上敏樹, 国連とアメリカ, 岩波書店, ISBN:4004309379
  5. 庄司克宏, 欧州連合―統治の論理とゆくえ, 岩波書店, ISBN:4004310997
<授業計画の概要>
1,国民国家の作成とナショナリズムの起こり(1600-1815年)<BR>2,人間のための国際条約(1800-1899年)<BR>3,権力外交の破綻(1814-1918年)<BR>4,国際平和機構への道(1714-1945年)<BR>5,国際連合と冷戦(1943-1991年)<BR>6,再びヨーロッパ連合へ(1949年-)