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授業科目名 インスタレーション
時間割番号 170222
担当教員名 井坂 健一郎
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
3,4年次生
<授業の目的および概要>
現代美術の中で重要な位置を占めるインスタレーションについて学ぶ。本来の「据え付け」や「設置」という狭い意味の枠を越えた現在の表現を、ミクスト・メディア、インターメディア、あるいはランド・アート、テクノロジー・アートといった関連分野にも触れながら“仮設複合的な造形空間を構成する芸術”として、実証的に考察する。インスタレーションのプランニングから制作までを体験することで、評論活動や制作活動をしていく上で必要な能力を養う。
<到達目標>
1.インスタレーションの基礎的知識を理解する。<BR>2.インスタレーションの新たな可能性を探る。<BR>3.インスタレーションのプランをプレゼンテーションする能力を養う。
<授業の方法>
講義や演習を通して、インスタレーションを多角的に考察する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 20  %授業内容に関する質問や、演習への積極的な取組姿勢を評価する。 
2発表/表現等 80  %主体性、創意工夫、技能等の観点から評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
美術に対する情熱や、各々の個性・主体性を尊重しながら個人指導を行います。演習に使用する用具は各自で用意してもらう場合もあります。この授業を通してインスタレーション、あるいは現代美術全般に対する見方や考え方を養って欲しい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 山木朝彦、仲野泰生、菅章、前田ちま子、井坂健一郎 他, 『美術鑑賞宣言 学校+美術館』, 日本文教出版, ISBN:4536400478
<授業計画の概要>
1. ガイダンス<BR>2. インスタレーションとは(様々なインスタレーションを鑑賞する)<BR>3. 封筒を使って(「既製品の意味性」について)<BR>4. テープを使って(「場」と「既製品」の関係について)<BR>5. 講評会<BR>6. 立方体を使って(「場」と「物体」の関係について)<BR>7. ディスカッション<BR>8. 講評会<BR>9. 紙を使って(「場」と「物質」の関係について)<BR>10.ディスカッション<BR>11.講評会        <BR>12.インスタレーションのプランニングおよび制作(各自のテーマによる)<BR>13.リサーチ・ワーク<BR>14.プランニング<BR>15.プレゼンテーション&ディスカッション(総括評価)