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授業科目名 地球変動学
時間割番号 168313
担当教員名 福地 龍郎
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
2013年度以降入学生対象
<授業の目的および概要>
変動帯としての地球を理解するために,地球のレオロジー(変形や流動に関する科学)の基礎について学習した後,現在や過去の地震および火山現象を概観し,発生メカニズムについて考察して行く。また,日本列島や山梨県周辺の変動帯に関する最近の研究成果を元に将来の変動発生を予測し,防災に役立てる。
<到達目標>
地球を構成している岩石の物理的化学的性質を学習し,地球上で発生している変動がどの様なメカニズムで起こるのかを理解する。
<授業の方法>
講義形式で行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %理解度により評価する。 
2試験:中間期 40  %理解度により評価する。 
3受講態度 20  %積極的に講義に参加して,自分の意見を発言する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 杉村新, グローバルテクトニクス:地球変動学, 東京大学出版会
<参考書>
  1. 杉村新, 大地の動きをさぐる, 東京大学出版会
  2. 山下輝夫(編著), 大地の躍動を見る, 岩波ジュニア新書
<授業計画の概要>
第1回:序論―地球重力場における変動<BR>第2回:地球のレオロジー入門<BR>第3回:地震波速度による地球診断<BR>第4回:地球電磁気現象<BR>第5回:地質に記録された過去の地球変動<BR>第6回:プレートテクトニクス<BR>第7回:ホットスポットとプレート運動<BR>第8回:中間評価・まとめ<BR>第9回:地殻とマントル上部<BR>第10回:リソスフェアとアセノスフェア<BR>第11回:大洋底リソスフェアの生成<BR>第12回:大陸の移動と衝突<BR>第13回:地震波CTによる新知見<BR>第14回:日本列島及び山梨県周辺の変動帯<BR>第15回:総括評価・まとめ