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授業科目名 障害児教育研究法
時間割番号 164080
担当教員名 鳥海 順子/小畑 文也/渡邉 雅俊
開講学期・曜日・時限 前期・火・III-1-IV-1 単位数 1
<対象学生>
2007年度以降入学生(障害児教育3年生)
<授業の目的および概要>
心理学に必要な統計学の基礎を学ぶこと、心理学の基礎的な実験を行い、実験方法の手続き、結果の処理方法、レポートや論文の書き方などを学ぶこと、さらに障害児の診断と治療に必要な知能検査や性格検査など各種の心理検査の成り立ちを学び、心理検査の実習を行うことを通して、障害児に対する心理学的な教育研究の方法について習得する。
<到達目標>
上記の事項について完全習得
<授業の方法>
担当教員の指導のもと、各種心理実験・調査・心理検査などの実習を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %「到達目標」にある事項について的確にまとめられたか。 
2受講態度 40  %意欲的、積極的に授業に参加したか。 
3発表/表現等 30  %的確に発表できたか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
欠席すると演習ができず、レポート作成や発表ができなくなるので注意してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 松原達哉編著, 心理テスト法入門, 日本文化科学社
  2. 松原望, はじめよう!統計学超入門 (知識ゼロでもわかる統計学), 技術評論社, ISBN:4774145203
<授業計画の概要>
3人の教員によるオムニバス形式の授業である。担当者・授業計画の詳細については<BR>初回の授業で説明する。<BR>1.オリエンテーション・教育学や心理学における統計学の活用<BR>2.統計学の考え方<BR>3.データの収集と分析方法<BR>4.統計学の基礎<BR>5.検定の基礎<BR>6.発達のとらえ方(1)言語発達検査を例にして<BR>7.発達のとらえ方(2)乳幼児精神発達質問紙法を例にして<BR>8.知能のとらえ方(1)田中ビネーを例にして<BR>9.知能のとらえ方(2)ウェックスラースケールを例にして<BR>10.知能のとらえ方(3)K-ABCを例にして<BR>11.人格のとらえ方:投影法・描画法・質問紙法<BR>12.教育効果の測定(1)実験法<BR>13.教育効果の測定(2)調査法<BR>14.教育効果の測定(3)観察法<BR>15.教育効果の測定(4)事例研究法