授業科目名	調理科学実験
時間割番号	163648
担当教員名	時友　裕紀子
開講学期・曜日・時限	前期・火・III-IV	単位数	2
＜対象学生＞
家政教育専修３年生以上
＜授業の目的および概要＞
実験を通し、調理における諸現象、食品の性質、調理方法等に関する考察、理解を深める。小学校・中学校・高等学校の家庭科授業において、児童・生徒の理解に繋がる指導ができるように、食物領域で扱う実験・実習・演習を実際に行う。児童・生徒対象のプレゼンテーションの方法についても学ぶ。
＜到達目標＞
実験を通して、食品や調理について科学的に思考する能力を身につける。
＜授業の方法＞
題材に関する講義、実験および実験結果についてのグループおよび全体討議によって進める。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  40  % 各実験についてのレポート提出は授業内容の理解と考察のために必須である。  2 受講態度  40  % 実験に向かう積極的な態度を評価する。  3 発表／表現等  20  % 討議における積極的な態度は重要である。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
出席が第一条件です。また、この実験は観察が大事です。白衣を準備してください。
＜テキスト＞
資料を配布する。
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
1. 調理科学実験の内容に関する説明、実験室の使い方、器具の説明<BR>2. 官能評価法<BR>3. 炊飯原理‐ビーカー炊飯<BR>4. 砂糖の調理性<BR>5. 小麦粉調理におけるグルテンの生成と副材料の影響(1)<BR>6. 小麦粉調理におけるグルテンの生成と副材 料の影響(2)<BR>7. ハンバークステーキにおける副材料の影響<BR>8. 寒天とゼラチンの性質<BR>9. マヨネーズの調理<BR>10. 大豆加工品の製造(1)<BR>11. 大豆加工品の製造(2)<BR>12. 野菜・果物のペクチン<BR>13. 食品についてのプレゼンテーション(1)<BR>14. 食品についてのプレゼンテーション(2)<BR>15. 食品についてのプレゼンテーション(3)<BR>試料の調達等で内容や順序が変更される場合がある．