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授業科目名 社会学概論
時間割番号 162260
担当教員名 堤 マサエ
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 この科目のねらいは、社会学の基礎理論を学び、社会に生きる人々の実態を様々な視点からクローズアップして捉える。社会はそこに生きる人々の価値、行動、態度などによって大きく異なる。また、人々が生きる時代や文化によって社会のあり方は異なり、さまざまな社会的特徴がある。<BR> 私たちが生きる基本的集団である家族、地域などを中心に、その社会システム、制度、文化、社会関係、社会問題、社会変動等を学び、社会を客観的、科学的に把握、分析できる力を養う。
<到達目標>
社会の様々な問題を客観的に把握する力を身につける。<BR>様々な社会問題に関心を持ち、その課題解決を考え、実行する力を身につける。
<授業の方法>
テキスト、資料を参考に解説、講義をする。学生は各自理解し分析できるよう進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %期末提出レポート 
2小テスト/レポート 25  %授業後、簡単なレポートを書く 
3受講態度 25  %出席 
4発表/表現等 20  %授業中の質問、返答の評価 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
常に人々の行動、態度などに関心を持ち、新聞、テレビの報道に注意深くあることが望ましい。<BR>人に関心を持つことは私たちが社会に生きていく上で重要なことである。今の社会はどのような特徴を持っているかを知り、自分のこれからの生き方を考えてほしい。
<テキスト>
  1. 堤 マサエ・他著, 「地方からの社会学」, 学文社,
    (必須)
<参考書>
  1. 授業中に紹介。また、資料を配布。
<授業計画の概要>
1.社会学とは何か?日常生活と社会学<BR>2.わが国を取り巻く社会動向とその特徴<BR>3.日本社会の歴史的変遷と人々のくらしの変化<BR>4.人口構造の変化からみた社会:少子高齢化とその日本的特徴<BR>5.少子化の社会的背景と現実認識<BR>6.人々の生活拠点としての家族と暮らし<BR>7.変わる人々の生活・くらし・価値観<BR>8.少子社会における子育てと家庭教育・人が育つこと・教育<BR>9.地域の高齢化と福祉・労働・余暇<BR>10.農業の現代的意義と生活・消費<BR>11.社会資本整備と地域社会の変化<BR>12.地域開発と環境問題<BR>13.労働環境と生活の質<BR>14.情報化・国際化と技術革新<BR>15.総括:現代社会の諸特徴を知る、社会問題、課題解決に向けて