授業科目名
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世界の憲法
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時間割番号
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162246
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担当教員名
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森元 拓
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開講学期・曜日・時限
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後期・木・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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社会科教育専修、共生社会コースほか、本授業の内容に関心をもつ者すべて。
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<授業の目的および概要>
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本年度は、憲法の根本思想を形成する「国家、法、正義」について思想史的観点から考察することとする。古代ギリシアの法思想からはじまり21世紀の法思想まで概観することによって、法学の基本的な知識を修得することを目的とする。
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<到達目標>
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1)法と国家と正義の問題に関する基礎知識を修得する。<BR>2)法学的なものの考え方を修得する。<BR>3)近代立憲主義の基礎となっている諸思想について説明できる。
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<授業の方法>
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基本的に授業は講義形式で行なうが、随時質疑応答と討論の時間も設けたい。成績評価は、学期末レポートの作成によって行なうことを考えている。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 100 % | 学期末レポートによる。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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本講義では、法思想の歴史をたどりながら、「法とはなにか」「正義とはなにか」「国家とはなにか」について考えていくことになる。受講に際しては、法学的な知識は必要ないが、抽象度の高い講義が展開されることになるので、これらのことがらについて興味関心を持って受講されることを勧める。
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<テキスト>
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- なし
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<参考書>
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- 田中成明他, 法思想史[第2版], 有斐閣、1997年, ISBN:4-641-05972-1
- 深田三徳他, よくわかる法思想・法哲学, ミネルヴァ書房, ISBN:978-4-623-04848-9
- 二十世紀の法思想, 岩波書店, ISBN:4-00-026026X
- 竹下賢他, はじめて学ぶ法哲学・法思想, ミネルヴァ書房, ISBN:978-4-623-05608-8
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<授業計画の概要>
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1.ガイダンス<BR>2.古典古代の法思想と国家観(1) −プラトンの法思想<BR>3.古典古代の法思想と国家観(2) −アリストテレスの法思想<BR>4.中世ヨーロッパの法思想 −キリスト教と中世自然法思想<BR>5.近代国家思想の誕生(1) −絶対君主制の法思想と近代国家<BR>6.近代国家思想の誕生(2) −社会契約説と国民国家(1)<BR>7.近代国家思想の誕生(3) −社会契約説と国民国家(2)<BR>8.19世紀の法思想(1) −夜警国家観と自由法思想<BR>9.19世紀の法思想(2) −歴史法学と立憲君主制<BR>10.社会主義と民主主義<BR>11.20世紀の法思想(1) −全体主義と政治的なもの<BR>12.20世紀の法思想(2) −自然法の再生と『正義論』<BR>13.ポストモダンの法思想<BR>14.21世紀の法思想 −反国家的国家思想?<BR>15.まとめ<BR><BR>※受講生の興味関心に応じて、授業内容・進行については弾力的に対応したい。
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