授業科目名
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理科教育教材研究II
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時間割番号
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160354
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担当教員名
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畑中 忠雄
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開講学期・曜日・時限
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後期・金・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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学校教育課程教科教育コース
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<授業の目的および概要>
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・小・中学校理科を中心に、核となる教材をどのようにカリキュラムに組み込み授業に 具体化するか、その理念と方法について理解させる。<BR>・理科教育の歴史、学習指導要領の変遷、世界の理科教育等についての理解を深め、理 科の教員としての資質を養う。
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<到達目標>
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・理科の教材研究の目的や手順について理解を深め、教材を授業に具体化する方法を例 を挙げて説明することができる。<BR>・日本の理科教育の歴史や諸外国の理科教育について関心をもち、これからの理科教育 に対して自分なりの展望を述べることができる。
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<授業の方法>
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・小・中学校理科の中核となる教材を取り上げ、そこで扱う観察・実験の実習と講義を 組み合わせた授業を基本とする。<BR>・理科教育の意義、歴史、現状等の学習も取り入れ、理科教育全般にわたる理解も得ら れるよう構成する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 20 % | 理科教材研究についての知識が、十分に身についているか。 | 2 | 小テスト/レポート | 10 % | テーマに沿った内容にまとめられているか。 | 3 | 受講態度 | 50 % | 出席が三分の二を越え、単位認定要件を十分満たしているか。 | 4 | 発表/表現等 | 20 % | 課題に沿う積極的な発言や文書による表現ができているか。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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・すべての授業への出席を心がけ、観察や実験、講義を通して理科教育の現状と将来<BR> について一緒に考えたい。<BR>・授業を通して理科教育とは何か、理科の先生とは何かについて、自分なりの考えを 確立してほしい。
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<テキスト>
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- 畑中忠雄, 三訂 若い先生のための理科教育概論, 東洋館, ISBN:c3037
- 文部科学省, 小学校学習指導要領解説 理科編, 大日本図書, ISBN:c3037
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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[授業のテーマ] [主な内容]<BR>1.オリエンテーション 実験器具の整備 <BR>2.ミクロの世界に興味をもたせる教材研究ー1 水中の微小生物<BR>3.ミクロの世界に興味をもたせる教材研究ー2 細胞とは <BR>4、植物の生活に関心をもたせる教材研究ー1 光合成ー貯蔵デンプン <BR>5.植物の生活に関心をもたせる教材研究ー2 たたき染め <BR>6.地学に興味を持たせる教材の研究 関東ローム<BR>7.動物の生活に関心をもたせる教材研究 キンギョの呼吸と循環<BR>8.世界の理科教育 海外の理科教科書 9.天体に興味をもたせる教材研究 月の満ち欠け、太陽の動き 10.ヒトの体の働きに興味をもたせる教材の研究 消化と吸収 <BR>11.理科の授業の進め方 VTRによる授業研究 12.教材・教具の作成 ガラス細工 <BR>13.UNESCOの実験にトライ 各自が選んだ実験の演示 14.生命に興味をもたせる教材研究 DNAの抽出 15.これからの理科教育 理科の先生とは 先生とは<BR><BR> 以上の間に、次の学習を加える。<BR><BR> 理科教育の歴史 世界の理科教育 学習指導要領の変遷 新学習指導要領 子どもの 発達と理科教育 導入・発問・板書の機能 教育実習に向けて など
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