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授業科目名 依存の科学
分類・系統健康福祉 科学系
時間割番号 063453
担当教員名 小畑 文也
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
特に制約はない。
<授業の目的>
アルコール依存症から始め、過度の飲酒の怖さ、それらが家族に及ぼす影響等を理解する。また、その他の物質依存やプロセス依存について理解し、(あるばあいは)自己の中にある依存の芽に気がつく。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野依存の仕組み、その形成過程、それから生じる諸問題について理解する。
2 能力と技能近くに相当する人がいるときの対処の方法について知る。
依存傾向を生活等に活かす術についても考える
<授業の方法>
基本的に講義による。<BR>治療方法の一つであるピアカウンセリングを模擬的に実施する(受講者数による)。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %全体的な理解 
2試験:中間期 30  %依存に関する知識 
3受講態度 20  %出席状況、受講態度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
他人の問題としてではなく、身近な問題の一つとして受講してください。<BR>また、依存のネガティブな面だけではなくポジティブな面も知り、自分をコントロールできるようになれば、「目標」への到達も近くなります。
<テキスト>
  1. 伊藤 洸, ライブラリ こころの危機 Q&A 3 「依存症」 〜 ほどよい依存のすすめ 〜, サイエンス社, ISBN:978-4-7819-1284-4
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.新学期・新入生向講義:一気飲みの恐怖(「依存」とは直接には関係しません)<BR>2、3.アルコール依存症<BR>4、5.アルコール依存症と家族<BR>6、7.AC(アダルト・チャイルドレン)について<BR>8、9.機能不全家庭<BR>11.不登校、引きこもりと依存<BR>12.様々な依存(薬物依存、ギャンブル依存、恋愛依存、携帯依存、etc)<BR>13.依存が依存症になるまで<BR>14.対応と治療<BR>15.生活に活かす依存傾向
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。