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授業科目名 生物学の様子
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 063411
担当教員名 赤井 住郎
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的>
 現在のライフサイエンスの進歩はめざまく、膨大な知識が増え続けている。本講義では、遺伝学を中心としたライフサイエンスについての基礎知識を把握し、最新の話題について理解できることを目指す。地球上の生物の共通性と特殊性を理解し、生命現象のメカニズムとその面白さを知る。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野・ライフサイエンス進展に関わるキーワードを理解することができる。
・生命現象についてミクロ的およびマクロ的観点から考えることができる。
2 能力と技能・新聞・TV等におけるライフサイエンスの話題を理解することができる。
3 人間性と倫理性・生命倫理について考えることができる。
<授業の方法>
 講義内容についての配付資料学習とDVD教材の視聴学習により授業を展開する。毎回、キーワードのミニレポート及び映像視聴のメモと考察を提出する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %ライフサイエンスに関するレポート課題(3回) 
2受講態度 70  %事前学習として授業内容配布資料のキーワードのまとめ(40%)及びその理解としてDVD視聴のメモと考察(30%)      
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・事前学習(配付資料のキーワードのまとめ)をしっかりすること。<BR>・映像視聴学習の内容を理解するために遅刻をしないこと。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 菅野純夫監修  服部成介・水島-菅野澄子 著, よくわかるゲノム医学, 羊土社, ISBN:978-4-7581-0928-4
  2. 石浦章一, 遺伝子が処方する脳と身体のビタミン, 羊土社, ISBN:978-4-7581-0728-0
  3. 田村隆明, 分子生物学超図解ノート, 羊土社, ISBN:978-4-7581-2027-2
  4. 大塚吉兵衛、安孫子宣光, 医歯薬系学生のためのビジュアル生化学・分子生物学, 日本医事新報社, ISBN:978-4-7849-3062-3
  5. 坂口謙吾, くり返し聞きたい分子生物学講座, 羊土社, ISBN:978-4-7581-2011-1
<授業計画の概要>
以下の順序で授業を実施する(変更になる場合あり)。なお、毎回、次回授業内容に関する資料を配布するので、キーワードに関するミニレポートを作成して授業に臨むこと。<BR>1 .ライフサイエンス最新の話題の理解(iPS細胞etc)(DVD併用)<BR>2 .生命の起源と生物進化の理解(DVD併用)<BR>3 . 遺伝の基礎知識の理解<BR>4 .ヒト設計図「生命の暗号について」の理解(DVD併用)<BR>5 .病気の設計図「ガン発生のなぞ」の理解(DVD併用)<BR>6 .免疫「生命を守る」の理解(DVD併用)<BR>7 . 老化と死の設計図「命を刻む時計の秘密」の理解(DVD併用)<BR>8 . 行動をつかさどる脳・神経系の基礎知識の理解<BR>9 . 感情の生理学「人はなぜ愛するか」の理解(DVD併用)<BR>10 .女と男最新科学が読み解く性「惹かれあう二人すれ違う二人」の理解(DVD併用)<BR>11 .女と男最新科学が読み解く性「なにが違う?なぜ違う?」の理解(DVD併用)<BR>12 . 未来人の設計図「パンドラの箱は開かれた」生命倫理についての考察(DVD併用)<BR>13 . 女と男最新科学が読み解く性「男が消える?人類も消える?」の理解(DVD併用)<BR>14 . ホモ・サピエンス誕生「ヒト 果てしなき冒険者」の理解(DVD併用)<BR>15 . 21世紀のライフサイエンスについての考察
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。