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授業科目名 スペイン語中級II(総合B)
時間割番号 062424B
担当教員名 渡邉 暁
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
文法中心のスペイン語総合Aに対し、この総合Bの授業では、初級で扱いきれなかったスペイン語の文法について、ゆっくりと少しずつ勉強しつつ、みなさんの持っているスペイン語の知識を生かして、スペイン語圏の社会と文化について学んでいくことに重点を置いて、授業を進めていきます。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野初級の授業では、スペイン語圏の文化や社会について、映像資料などを中心にみなさんにご紹介してきました。この授業では、スペイン語圏の世界について、もう少し体系的な方法で見ていきたいと思っています。
2 能力と技能スペイン語の文法については、スペイン語総合Aの方でより詳しく扱っていきますが、こちらの総合Bの方でも、初級の授業よりはもう少し進んだ内容を身につけていきます。
3 人間性と倫理性ラテンアメリカについて、みなさんが普段の生活で意識することはあまりないかもしれませんが、たとえばスーパーで品物の原産地をみるとわかるように、実はさまざまな形で日本とも関係しています。そのような世界の各地との関係を知っていく過程で、さまざまなことを考えていってもらえれば、と思っています。
<授業の方法>
ラテンアメリカの1つの国について、2-3回の授業で扱っていきます。スペイン語で、みなさんも読めるであろうごく簡単な資料を作り、その国に関する映像などと合わせて知っていきたいと思います。また、単語についても、少しずつレベルアップしていけるよう、練習をしていきたいと思います。文法については、前期で扱った過去時制(点過去・線過去・現在完了、そして場合によっては過去未来)は講読を通してさらに理解を深めていってもらえれば、と思いますが、後期は新たな時制を学ぶことは予定していません。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間期 25  %単語を中心に、前半で学んだ内容についての中間テストを行います。 
2小テスト/レポート 50  %成績評価のベースは、期末のレポートにする予定です。 
3受講態度 25  %授業に出なければ見られない映像資料なども多くなると思うので、出席(そしてもちろん受講態度)も重視します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
私は多くのスペイン語の先生たちとは違い、スペイン語科ではなく、地域文化研究(中南米研究)という学科を卒業してスペイン語の教員になりました。この授業は、そんな私の経歴を反映し、スペイン語という語学の勉強とラテンアメリカ・スペイン地域研究とを融合した授業を目指しています。今学期は特に新しい文法事項を学ぶというよりは、これまでに勉強した現在形と過去形を使って、それぞれの回のテーマに即した文章を読んだり、映像を見たりしていきたいと思います。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクションと文法の復習(過去形を中心に)<BR>第2回 メキシコからアメリカへの移民-1<BR>第3回 メキシコからアメリカへの移民-2<BR>第4回 メキシコからアメリカへの移民-3<BR>第5回 20世紀ラテンアメリカの政治-1<BR>第6回 20世紀ラテンアメリカの政治-2<BR>第7回 20世紀ラテンアメリカの政治-3<BR>第9回 映画 "La historia oficial"-1<BR>第10回 映画 "La historia oficial"-2<BR>第11回 中間テストと予備レポート提出<BR>第12回 ラテンアメリカと日本との関係-1<BR>第13回 ラテンアメリカと日本との関係-2<BR>第14回 ラテンアメリカと日本との関係-3・期末レポート提出<BR>第15回 レポートの返却・評価と授業の総括