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授業科目名 スペイン語中級II
時間割番号 062422
担当教員名 渡邉 暁
開講学期・曜日・時限 後期・月・I 単位数 2
<対象学生>
<授業の目的>
スペイン語の文法を一通りマスターすることを目標とします。また、初級に引き続き、スペイン語圏の社会や文化についても折に触れて扱っていきたいと思っています。なお、前期の授業で文法事項を一通り終わっていることが条件ですが、この後期の授業では最初から、ラテンアメリカの作家(ガルシア=マルケスを予定)による平易な作品の講読を行っていきたいと思っています。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1知識と視野スペイン語はスペインだけでなく、中南米の多くの国で話されています。この授業では特に、短編小説の講読を通して、ラテンアメリカという世界について触れていきたいと思っています。
2 能力と技能初級と前期の中級の1年半の授業では、スペイン語の基礎を学ぶことが中心でしたが、この中級の後期の授業は、これまで皆さんが学んできたスペイン語の知識を、実際に生かす機会となればいいなと思います。
3 人間性と倫理性文学作品を読むことは、人間というもの、そして社会というものについて考えるためのすばらしいきっかけを与えてくれます。スペイン語で実際に何かを読む、という体験を通して、みなさんに様々なことを感じてほしいと思っています。
<授業の方法>
ガルシア=マルケスの短編集『十二の遍歴の物語』から、1つか2つの作品を選んで読んでいきます。皆さんと相談のうえ、ゆっくり進めていくつもりなので、あまり心配せずについてきてほしいと思います。なお、教材はプリントを配布します。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %学期末に、授業でやった作品についてのレポートをお願いします。 
2受講態度 50  %普段の授業の出席・予習・復習が成績評価のベースとなります。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
外国語、しかもみなさんがこれまで勉強してきた英語ではない、スペイン語という言語で文学作品を読む、というのは、私が言うのもなんですが、やはり貴重な経験だと思います。これまでの文法の知識と辞書をフルに活用して、少しずつ一緒に作品の世界に入っていければ、と思っています。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション・ガルシア=マルケスについて<BR>第2回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読1<BR>第3回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読2<BR>第4回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読3<BR>第5回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読4<BR>第6回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読5<BR>第7回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読6<BR>第8回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読7<BR>第9回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読8<BR>第10回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読9<BR>第11回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読10<BR>第12回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読11<BR>第13回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読12<BR>第14回 ガルシア=マルケス『十二の遍歴の物語』講読13<BR>第15回 レポートの提出と作品についてのディスカッション