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授業科目名 スペイン語初級I
時間割番号 062401 C
担当教員名 渡邉 暁
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
<授業の目的>
スペイン語の基礎を学びます。発音や綴り方といった基礎に始まり、初等文法を学びながら、様々な単語を覚え、少しでも読んだり書いたり、あるいは会話や聞き取りをしたり、といったことができるようになることを、この授業は目指しています。<BR><BR>スペイン語はスペインだけでなく、中南米の多くの国々で話されている言語です(アメリカ合衆国にも、ヒスパニックと呼ばれる多くのスペイン語話者がいます)。こうした広大なスペイン語の世界について、語学そのものと同時に学んでもらうことも、授業の大きな目的になります。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野スペイン語はスペインだけでなく、中南米の多くの国で話されています。そうした国々について知ることは、ことばを学ぶにあたってのモチベーションを高めるだけでなく、皆さんの視野を広げてくれるでしょう。この授業ではスペイン語と同時に、スペインやラテンアメリカの国々について、学んでもらうことを目標としています。
2能力と技能外国語を学ぶのは大変な作業ですが、それだけ何かが言えたり、聞き取れたり、知っている単語を見かけたりしたときの喜びも大きいものです。授業では基本的な文法を学ぶことが中心になりますが、そうした基礎があってこそ、会話や聞き取りもできるようになります。我慢強くスペイン語の基本を学んでいきましょう。
3 人間性と倫理性ラテンアメリカの多くの国々は、発展途上国と言われていますが、実際、スペイン語圏の国々は貧困や格差など、多くの問題を抱えています。授業ではこうした国々の状況についても話をしていく予定です。皆さんには、そんな世界の現状について考えていってほしいと思いますし、その過程で色々なことを考えてもらいたいと思います。
<授業の方法>
スペイン語文法の習得を軸にしながら、スペイン語圏を舞台とした映画や、会話シーンの多い旅番組などを使って、スペイン語の音の響きに慣れてもらいたいと思います。また、三回に一度程度の小テストを行いますので、それをペースメーカーにして、授業でやったことを覚えていってください。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %学期末に総括評価を行う。 
2試験:中間期 25  %小テストと同様、普段の勉強の成果を確認する。 
3小テスト/レポート 25  %3回に1度程度の割合で復習の小テストを行う。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スペイン語は昨年度から設置された新しい科目です。学生の皆さんとの対話を大事にしながら、授業を進めていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。なお、教科書は易しめのものを選びました。スペイン人の先生が書いた教科書で、文法事項の解説は解説はほとんどないので、これと文法解説のプリントを併用していきます。なお、欠席したり、数週間にわたって予習復習を怠ったりしていると、追いつくのは大変です。病気などの特別の事情がない限り必ず出席し、欠席した場合はお友達に内容を聞くか、私のところまで相談に来るなどして、その分の遅れを取り戻すこと。
<テキスト>
  1. テジョ・J.・マロト, スペイン語12課, 白水社, ISBN:978-4-560-01656-5
<参考書>
  1. 佐々木直美, 旅の指さし会話帳・ペルー, 情報センター出版局, ISBN:978-4795829138
<授業計画の概要>
第1回 スペイン語圏の紹介・基本的なあいさつ・発音の概要<BR>第2回 スペイン語の発音と基本的なあいさつの続き<BR>第3回 男性名詞と女性名詞/冠詞の導入<BR>第4回 定冠詞と不定冠詞/動詞ser<BR>第5回 形容詞/動詞estar<BR>第6回 動詞serとestarの詳しい違いについて<BR>第7回 Hayを用いた「〜がある」の表現<BR>第8回 中間テストとその解説<BR>第9回 動詞tener(=have)1:基本的な使い方<BR>第10回 動詞tener(=have)2:様々な熟語表現<BR>第11回 動詞ir(行く)の使い方<BR>第12回 動詞venir(来る)の使い方<BR>第13回 前期の総まとめ<BR>第14回 学期末テストとその解説<BR>第15回 採点結果の通知と総括評価