授業科目名	ドイツ語Intensive60-II
時間割番号	062194
担当教員名	宮永　義夫／ヴェルトマン．Ｈ.
開講学期・曜日・時限	後期・月／水・VI／VI	単位数	4
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的＞
ドイツ語の様々なテキストを講読して、表現に慣れ、文法力を基礎にして、ドイツ語の実践的能力を養う。
＜到達目標＞  到達目標とは
No 重要度 目標 詳細 1   知識と視野 ドイツ語とドイツ文化について知識を身につけ、それによって相対的、総合的に広く世界に視野を広げられる基礎を作る。 2 ◎ 能力と技能 能力からいえば、Mittelstufe I,ドイツ語検定３級、出来れば２級程度まで到達することが望ましい。 3   人間性と倫理性 言語によるコミュニケーションは人間性と倫理性によって成立する。このことに思いを致しながらトレーニングを行う。
＜授業の方法＞
演習。ドイツ語の実践的能力を身に付けるために必要な諸要素を多角的にトレーニングする。宮永担当分については、文法定着のための独作文をメインとする。<BR>なおIntensive60 はIntensive90の一部を併用して開講されている。月曜日、水曜日に受講すること。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  25  % 理解度、応用力  2 試験：中間期  10  % 理解度  3 小テスト／レポート  25  % 理解度  4 受講態度  30  % 真摯な態度、誠実さ、積極性  5 発表／表現等  10  % 誠実さと積極性、独創性
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
言語の学習とは<BR>１）異文化を受け入れる開かれた心を養う訓練（しつけ）<BR>２）言語を取り巻く自然(風土）・文化・社会{言語環境｝を理解する訓練<BR>３）言語構造を理解する訓練<BR>４）言語運用を理解する訓練<BR>５）言語を運用する訓練<BR>６）語られた（書かれた）内容を理解する訓練<BR>７）語るべき（書くべき）内容を獲得する訓練<BR>８）語る（書く）人を全体として理解する訓練<BR>９）自らの語る内容と行為が及ぼす影響を理解し、配慮する訓練<BR>10）言語使用が最終的には、争い、滅びへと至らしめる道具ではなく、融和、協力、生　　き延びるための道具となるように努力し、配慮する訓練<BR>から成り立っています。自分が今何をおこなっているのか、あるいは、言葉を学ぶとはどういうことなのかを絶えず考えながら学習してほしいと思います。
＜テキスト＞
池内宣夫, ドイツ語表現への誘い, 郁文堂, ISBN:978-4-261-01255-2
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
扱われる文法項目を全30回に分配すると以下のようになる。実際には順序が変更されたり、切りのよいところで振り返りを行う。各回は文法項目だけを扱うのではなく、応用の練習等が多くを占める。Intensive 60はIntensive90の月、水を併用して開講されている。Intensive90のシラバスも参考のこと。<BR><BR>第１回：Iの振り返り、IIの概要<BR>第２回：話法の助動詞<BR>第３回：これまでのまとめ、話法の助動詞の本動詞的用法<BR>第４回：未来の助動詞<BR>第５回：副文<BR>第６回：これまでのまとめ、命令形<BR>第７回：過去形<BR>第８回：過去形の用法<BR>第９回：これまでのまとめ、現在完了<BR>第10回：過去分詞<BR>第11回：完了の助動詞<BR>第12回：これまでのまとめ、過去完了<BR>第13回：zu不定詞<BR>第14回：zu不定詞句の用法<BR>第15回：これまでのまとめ、zu不定詞用法の拡大<BR>第16回：受動文<BR>第17回：受動文の時制<BR>第18回：これまでのまとめ、自動詞の受動文<BR>第19回：状態受動<BR>第20回：関係代名詞<BR>第21回：これまでのまとめ、不定関係代名詞<BR>第22回：関係副詞<BR>第23回：接続法<BR>第24回：これまでのまとめ、接続法2式<BR>第25回：接続法1式<BR>第26回：総復習；方向の言い方<BR>第27回：これまでのまとめ、総復習；語順<BR>第28回：総復習；冠詞類と形容詞<BR>第29回：まとめのテスト、動詞と助動詞の活用の意味<BR>第30回：総括、講評、補足、今後への展望 <BR>開講/非開講区分 開講