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授業科目名 総合英語
時間割番号 062021D
担当教員名 加藤  宏
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
教・工(機)・生 <BR>英語AI・BIを履修した学生(英語超初心者の学生)
<授業の目的>
比較的容易な語彙を用いた文章の概要や要点を正確に理解する読解力、日常的な話題について平易な英語で書き表せる作文力を育成する。また、自然な速さの平易な内容の英語を聞いて、重要な情報を理解する聴解力、日常的な話題について平易な英語で説明ができる発話力を養成する。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1能力と技能・400語程度の英文を30分程度の時間で読み、その要点を正確に理解できる。また、そこで読み取ったことや、与えられたテーマについての自分の考えを平易な表現を用いて150語程度で書くことができる。
・100語程度の自然な速さの英語を聞いて、要点を正しく理解することができる。また、そこで聴き取ったことや、与えられたテーマについて、英語で2分間程度発話できる。
<授業の方法>
まずは、テキストを使って基本的な文法の知識を確認する。簡単な英文を繰り返し書き、読むことで文法に関する知識を身に付けることを徹底する。小テストを頻繁に行い知識を定着させる。リーディングについては、新聞・雑誌等の簡単な記事をハンドアウトとして配り、それを読む。出席者の中から一人ずつ指名し、発表をしてもらう。ライティングについては、リーディングで得た語句・文法に関する知識をもとに類似の文を繰り返し書く。リスニングについては、短い簡単な英文を聞き、それに関する設問に答える。さらに、設問では求められていない細かな情報についても聞き取る努力をする。そして授業中扱った英文を音読・暗誦することでスピーキング力を鍛える。NHKのラジオの講座を活用したい。また、専用の授業・復習ノートを使用し、理解状況をまめにチェックする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %授業で取り組んだ内容に基づいて理解度を評価する。 
2小テスト/レポート 50  %授業で行う小テストおよび課題・発表等の取り組みを評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
超初心者向きの授業です。ここで言う超初心者とは、例えば動詞と形容詞の区別や、be動詞と一般動詞の区別、現在形と現在進行形の区別のつかないものなどである。また、自分の名前や、自分の大学名などもうまくローマ字表記できない学生も含まれるだろう。そのような学生が何とか必要最低限の知識を得て、それを使えるようになる授業を目指す。受講者は、現在の英語力が超初心者レベルのものが望ましい。ただし、授業内外の活動がかなり多く要求される。テキストに関する課題のほかに、NHKのラジオ講座(基礎英語1)を毎日聴くなどの課題を与える。また、専用のノートを用意して、課題等をノートにやり提出してもらうことも頻繁に行う。受講者にはそれに耐えうるだけの根気と、積極的な態度を希望する。当然、テキストを持ってこないなど授業に集中出来ない学生の出席は認めない。座席は指定とし、授業態度も厳しくチェックする。一方、学力面で不安が残るが真摯な態度で臨む学生に対しては、個別に課題を出し、到達目標を達成できるようにサポートしたい。
<テキスト>
  1. Evine, Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル, アルク, ISBN:978-4-7574-1222-4
<参考書>
  1. 基礎英語1のテキスト, NHK出版
<授業計画の概要>
第一回ガイダンス・英語力判定テスト<BR>第二回レッスン7主語と動詞<BR>第三回続き<BR>第四回レッスン9否定文と疑問文<BR>第五回続き・小テスト<BR>第六回レッスン10過去形<BR>第七回続き<BR>第八回レッスン12進行形<BR>第九回続き<BR>第十回レッスン13未来の表現<BR>第十一回続き・小テスト<BR>第十二回レッスン15疑問詞を使った疑問文<BR>第十三回続き<BR>第十四回レッスン16前置詞と名詞<BR>第十五回テストと総括<BR>進度に応じてさらに先まで進む場合もある。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《機械システム工学科機械デザインコース》
(A)【機械工学の意義】
幸福・福祉の意義,自然と社会との係わりが理解でき,これらに及ぼす機械工学の影響が理解できる能力を身につける.
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。
《土木環境工学科》
A.技術者の責務の自覚
 土木環境技術が人間社会や自然環境の変化に及ぼす効果・影響を理解し、自然と調和した人類の持続的発展のために土木環境技術者が果たすべき責務を自覚する。