授業科目名
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法律学概論
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時間割番号
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L40003
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担当教員名
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石塚 迅
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開講学期・曜日・時限
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後期・火・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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生命環境学部(地域社会システム学科、生命工学科他)、その他
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<授業の目的および概要>
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法律とは何か、法律は私たちの日常生活とどのように関わっているのか、について、具体的な裁判事例などを検討しつつ、制度・理論面と実践面の双方から学習する。すなわち、刑法・民法といった基本的な法分野、(裁判員制度を含む)司法制度を概説するとともに、死刑存廃論議、敷金返還トラブル、児童虐待、夫婦別姓論議など、具体的なホットイシューを取りあげ、それらを法的側面から検討する。また、地方の司法・行政機関等の見学を実施し、地域社会が抱える諸問題を法的視点から考察する。
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<到達目標>
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1)法律学(主として刑法・民法)についての基礎・専門知識を修得する。<BR>2)様々な政治・経済・社会問題を法的な視点から分析しその解決を図るという法的思考力を養成する。
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<授業の方法>
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講義形式で行うが、随時、質疑応答、討論の時間も設けたい。受講生の興味関心に最大限配慮する。テキストは特に指定せず、必要に応じて参考資料やレジュメも配布する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 85 % | 中間期と期末期。その他随時授業中課題を課す。記憶力よりも思考力・発想力を重視する。 | 2 | 受講態度 | 15 % | 授業への参加意欲。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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法律学についての基礎・専門知識を修得したい者、日常生活の中で様々な政治・経済・社会問題に興味をもっている者の受講を歓迎する。「刑法」が「憩法」に、「民法」が「眠法」にならないよう、感性に訴える授業を目指したい。授業での分かりにくい点や授業で取りあげてほしいテーマ等、希望・要望があれば遠慮なく申し出てほしい。
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<テキスト>
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- 特に指定しない。ただし、受講者から希望があればテキストを指定し、テキストに沿った授業を行う可能性もある。
- 「六法」を購入し持参することが望ましい。コンパクトなものでかまわない。例えば、以下のものがある。
- 江頭憲治郎他編, ポケット六法(平成24年版), 有斐閣,2011年, ISBN:9784641009127
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<参考書>
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- 松井茂記・松宮孝明・曽野和夫, はじめての法律学(第3版), 有斐閣,2010年, ISBN:9784641124257
- 野田進・松井茂記編著, シネマで法学(新版), 有斐閣,2004年, ISBN:9784641183087
- 市川正人他, 現代の裁判(第5版), 有斐閣,2008年, ISBN:9784641123632
- 副田隆重他, ライフステージと法(第6版), 有斐閣,2012年, ISBN:9784641124561
- その他は授業時に随時紹介する。
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<授業計画の概要>
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第01回:ガイダンス<BR>第02回:法とは何か?(法と道徳、法の種類)<BR>第03回:法律家とはどのような人たちか?(裁判官、検察官、弁護士)<BR>第04回:権利の実現・正義の実現(1)(裁判の仕組みとその問題点(刑事裁判))<BR>第05回:権利の実現・正義の実現(2)(裁判の仕組みとその問題点(民事裁判))<BR>第06回:国民の司法参加(司法制度改革、裁判員制度)<BR>第07回:罪と罰(刑罰の目的、刑罰の種類、犯罪の構造)<BR>第08回:民法の全体構造(民法の指導原理、物権と債権、不法行為)<BR>第09回:私的自治と契約自由の原則(契約の構造、契約の有効要件、損害賠償)<BR>第10回:家(部屋)を借りる契約(賃貸借契約)<BR>第11回:恋愛、婚約、結婚と法(ストーカー規制法、結婚手続き、夫婦別姓)<BR>第12回:離婚と法(DV法、離婚手続き、慰謝料と養育費)<BR>第13回:親の権利・子どもの権利(親権、児童虐待、生殖医療技術の発達)<BR>第14回:地方裁判所、または地方議会・委員会の見学・傍聴<BR>第15回:まとめ(総括)<BR><BR>※受講生の興味関心に応じて、授業内容・進行については弾力的に対応したい。<BR> 講義室の問題がなければ、法律学に関する映画・ビデオを鑑賞したいと考えている。
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