授業科目名
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地球環境科学
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時間割番号
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L30000
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担当教員名
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松本 潔/小林 拓
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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生命環境学部生<BR>J過年度生
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<授業の目的および概要>
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生命を取り巻く環境としての大気圏、水圏、地圏の構造・機能や、生物圏を含めた物質循環など、地球環境を理解する上で必要な地球科学の基礎を学ぶ。<BR> 授業の前半では、地球の全体的な構造を俯瞰した後、特に大気圏と水圏について、その構造と運動について学習する。後半では、大気圏・水圏に加え地圏や生物圏も含めた化学的特徴や物質循環、環境変動を学習し、地球の惑星としての特徴を理解する。
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<到達目標>
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地球の表層環境である大気圏、水圏、地圏は、生命を取り巻く重要な環境であると同時に、人類にとっては食料やエネルギー、資源を産生する基盤でもある。このような視点から大気圏、水圏、地圏の構造・機能と生物圏も含めて展開される物質循環について学習し、地球環境を理解する上で必要な地球科学の基礎知識を習得すると同時に、人類が生活する地球環境を俯瞰的にとらえる視野を獲得する。
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 40 % | 論述式、記述式の試験を行ない、授業内容の理解度とその応用力を問います。 | 2 | 試験:中間期 | 40 % | 論述式、記述式の試験を行ない、授業内容の理解度とその応用力を問います。 | 3 | 受講態度 | 20 % | 基礎的な知識の習得が重要な科目であるため、出席し授業に集中することが重要である。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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地球は、私達の文明の維持に不可欠な水、食糧、資源、エネルギーを産生し、生命を育んできました。その可能性と限界を知ることは、人類社会を維持し発展させる上で重要なことです。このこと意識して、授業に臨んでください。なお、多くの受講生が高等学校で地学を履修してこないことを想定して、授業には高校地学の基礎的な内容も含まれています。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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第1回:ガイダンス(松本・小林)<BR>第2回:地球の構造(小林)<BR>第3回:大気と海洋の構造(小林)<BR>第4回:地球の熱収支(小林)<BR>第5回:大気と海水の運動(小林)<BR>第6回:大気の運動と雲(小林)<BR>第7回:水循環と大気・海洋相互作用(小林)<BR>第8回:日本の天気、及び第2〜8回の授業評価(小林)<BR>第9回:地圏の活動と地球環境の変遷(松本)<BR>第10回:生命の繁栄と地球環境の変遷(松本)<BR>第11回:大気圏・水圏の化学的特徴(松本)<BR>第12回:地圏の化学的特徴(松本)<BR>第13回:物質循環(松本)<BR>第14回:地球の誕生と惑星としての特徴(松本)<BR>第15回:地球環境と地球科学、及び第9〜15回の授業評価(松本)
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