授業科目名
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環境科学入門
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時間割番号
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L01006
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担当教員名
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新藤 純子
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開講学期・曜日・時限
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後期・水・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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人類の生存を支えるさまざまな環境資源を概観するとともに、人口増加や経済活動の拡大に伴い環境汚染や地球環境問題が発生した歴史と現状について学習する。また、食料やバイオマスなど生物資源の利用と環境との関係について学び、さらに、環境問題解決のためにどのような対策がとられてきたか、また、国際的な取り組みなどについて学ぶ。
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<到達目標>
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・人間活動が自然の資源に依存していること、活動の拡大が資源の劣化を招き、環境問題として現れていることを理解する。<BR>・様々な環境問題に関して発生メカニズムと、どのような対策がとられているかについて説明できる。
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 講義内容の理解力 | 2 | 試験:中間期 | 30 % | 講義内容の理解力 | 3 | 小テスト/レポート | 10 % | 講義内容の理解力・自主的な取り組み | 4 | 受講態度 | 10 % | 講義への意欲的な参加 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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環境中の物質の流れと、人為活動によってそれがどの様に変化してきたかを大づかみに把握し、環境問題を冷静にとらえる目を養う。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 日本化学会編, 環境科学, 東京化学同人, ISBN:4-8079-0579-1
- 藤倉良・藤倉まなみ, 文系のための環境科学入門, 有斐閣, ISBN:978-4-641-17349-1
- ビヨン・ロンボルグ, 環境の危機をあおってはいけない, 文藝春秋, ISBN:4-16-365080-6
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<授業計画の概要>
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1.序論:人間活動と環境<BR>2.生物地球科学的循環-1:水循環と水資源<BR>3.生物地球科学的循環-2:炭素と窒素の循環<BR>4.環境汚染-1:大気汚染、光化学スモッグ<BR>5.環境汚染-2:水質汚濁と土壌汚染<BR>6.環境汚染-3:途上国の環境問題<BR>7.前半のまとめと確認<BR>8.地球環境問題-1:地球温暖化・気候変動<BR>9.地球環境問題-2:オゾン層破壊<BR>10.地球環境問題-3:越境大気汚染・酸性雨<BR>11.農業と環境-1:人口、肥料、食料生産<BR>12.農業と環境-2:農業起源の窒素、リンによる水質汚染<BR>13.農業と環境-3:バイオマス資源の利用<BR>14.これからの環境:エネルギー・資源問題、国際的枠組みの成果と問題点、持続可能な発展<BR>15.後半のまとめと確認
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