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授業科目名
助産診断・技術学3(産褥期・新生児期 助産診断・技術学)
担当教員
小林 康江/丸山 和美/渡邉 竹美/窪田 陽子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H007164 2 4 前期
[学習目標]
妊娠、分娩、産褥期・新生児における助産の判断・実践に必要な基本的技術と専門的態度、自律した態度、能力を習得する。<BR>本科目は、助産師が行う臨床判断で必要となる基本的な妊娠・分娩・産褥・新生児の知識を修得してきた次の段階の位置づけにある演習科目です。ここでは、助産学に関するプライマリーケアの実践で必要とされる基礎的な能力の獲得を目指します。科目には、自発的・積極的に取り組むことを強く要求します。
[授業計画
回	日時	学習内容	担当	<BR>1 4月23日(月)	1	マイクロカウンセリング	中込	<BR>2     	2	妊婦の問診(1)	中込	<BR>3		3	産婦の問診(2)	中込	<BR>4		4	産婦の問診(3)	中込	<BR>5 4月24日(火)	3	産婦の緩和ケア(1)	小林	<BR>6		4	産婦の緩和ケア(2)	小林	<BR>7 4月25日(水)	1	褥婦との対話(1)	小林	<BR>8		2	褥婦との対話(2)	小林	<BR>9 4月26日(木)	1	母乳ケア(1)	窪田	<BR>10		2	母乳ケア(2)	窪田	<BR>11		3	地域母子保健(1)	小林	<BR>12		4	地域母子保健(2)	小林	<BR>13 4月27日(金)	3	緊急時の対応(1) NRFS/急追分娩の介助	小林	<BR>14		4	緊急時の対応(2) 正常範囲を超える出血への処置	小林<BR>15 7月23日(月)	1	分娩介助技術演習	丸山	<BR>16		2	分娩介助技術演習	丸山	<BR>17		3	分娩介助技術演習	丸山	<BR>18		4	分娩介助技術演習	丸山	<BR>19 7月24日(火)	1	分娩介助技術演習	丸山	<BR>20		2	分娩介助技術演習	丸山	<BR>21		3	分娩介助技術演習	丸山	<BR>22		4	分娩介助技術演習	丸山	<BR>23 7月25日(水)	1	NCPR Bコース	八巻	<BR>24		2	  同上  	八巻	<BR>25		3	  同上   	八巻	<BR>26		4	  同上       八巻<BR>27 7月26日(木)	1	Role Play 妊娠期	小林	<BR>28		2	Role Play 	小林	<BR>29		3	Role Play 産褥期	小林	<BR>30		4	Role Play  	小林
[到達目標]
臨床判断に必要な情報収集や判断に必要な技術や分娩介助技術といった基礎的な技術の獲得と、それらが実習で活用できる能力を養うことができる。<BR><BR>行動目標<BR>A. 知識<BR>1) 根拠に基づいた妊産褥婦のケアの基本を説明できる。<BR>2) 根拠に基づいた新生児のケアの基本を説明できる。<BR>3) 根拠に基づいた母乳ケアの基本を説明できる。<BR>4) 妊産褥婦の主体性を尊重した支援の方法を説明できる。<BR><BR>B. 技術<BR>1) 模型や事例を使って妊娠・分娩・産褥の経過の判断に必要な技術を実施できる。<BR>2) 模型や事例を使って新生児の経過の判断に必要な技術を実施できる。<BR>3) 学生同士で分娩が自然で安全に経過するよう、分娩の3要素や産婦の心身相関の根拠に基づく支援が模倣できる。<BR><BR>C. 態度<BR>1) 自己管理の能力:自らを律して行動できる<BR>2) チームワーク、リーダーシップ:他者と協調・協働して行動できる。他者に方向性を示し、目標の実現のために力を集めることができる<BR>3) 倫理観:自己の良心や社会の規範やルールに則って行動できる。<BR>4) 専門職としての社会的責任:助産学生としての意識を持ち、社会の発展のために将来助産師として積極的に関与できる力を養う。<BR>5) 生涯学習力:卒後も自律・自立して学習できる力を養う。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %講義の理解度と知識の定着を問う。 
2小テスト/レポート 20  %課題の提出状況と内容により評価する。 
3受講態度 10  %出席および議論における発言の積極性により評価する。 
[教科書]
  1. 我部山キヨ子編集, 助産学講座7 助産診断・技術学2(2), 医学書院, ISBN:978-4-260-00420-6,
    (5040円 必携)

  2. 我部山キヨ子編集, 助産学講座8 助産診断・技術学2(3), 医学書院, ISBN:978-4-260-00362-9,
    (3570円 必携)

  3. 我部山キヨ子編集, 助産学講座9 地域母子保健/国際保健, 医学書院, ISBN:978-4-260-00971-3,
    (3465円 必携)

  4. 田村正徳監, 新生児蘇生法テキスト, メディカルビュー社, ISBN:978-4-7583-1069,
    (3800円 必携)

  5. 横尾京子, 新生児ベーシックケア-家族中心のケア理念をもとに, 医学書院, ISBN:978-4-260-01348,
    (3360円 必携)

  6. NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会編, 母乳育児支援スタンダード, 医学書院, ISBN:978-4-260-00520-3,
    (4200円 必携)

  7. BFHI2009翻訳編集委員会, UNICEF/WHO 赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド ベーシックコース「母乳育児成功のための10ヵ条」の実践, 医学書院, ISBN:978-4-260-00790-0,
    (4200円 必携)
[参考書]
  1. 我部山キヨ子・大石時子, 助産師のためのフィジカルイグザミネーション, 医学書院, ISBN:978-4-260-00611-8,
    (3574円 )