授業科目名
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子ども援助の実践的課題
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時間割番号
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550005
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担当教員名
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東海林 麗香/はぎ原 桂/( )
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・I
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単位数
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2
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<対象学生>
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1年
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<授業の目的および概要>
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本授業においては、学校における子ども援助を考察する理論的視座を獲得すること、および援助実践を省察する力を育成することを目的とする。不登校・いじめ・発達障害という学校臨床心理学的援助の今日的トピックについて、基礎理論学習と事例研究を通して、(1)学校における子ども援助の基本的枠組みを学習し、(2)子ども援助にかかわる当事者の「声」をボトムアップ式に見直すことで学校における諸問題の経験的理解を深め、(3)援助実践事例を省察的に検討していく。
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<到達目標>
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(ストレートマスターの到達目標)<BR>・将来的にスクールリーダー役割を果たす力の基盤として、学校心理学の心理教育的援助サービス理論および社会心理学の援助理論を理解し、学校における子ども援助実践を捉える理論的枠組みを習得する。さらに、新しい学校づくりを視野に、子ども援助における諸問題について当事者の視点を含む多角的視点から捉え、援助実践事例の検討から、学校における子ども援助における協働的チーム援助の重要性を理解し、具体的なシステムづくりへと関連づけた考察を行う。<BR>(現職教員の到達目標)<BR>・地域や学校における指導的・中核的役割を果たすスクールリーダーが備えるべき指導理論として子ども援助に関する理論的枠組みを習得するとともに、これまで自分が経験した学校における子ども援助を理論に基づいて捉えなおす。さらに、教師の視点からのみではなく当事者の視点を含む多角的視点から問題の意味を再吟味する。最終的には、協働的援助システム構築のためになすべきこと・できることは何かという現実的な視点から、実践可能な具体的援助プランを作成する。
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<授業の方法>
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演習形式(プレゼンテーション・事例研究・グループ討論)
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 70 % | 授業開始時に明示した評価基準を満たしたレポートとなっているか | 2 | 発表/表現等 | 30 % | 発表・討論において積極的態度で参加しているか |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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Reading Assignmentとしてあらかじめ提示された文献や資料を読んであることを前提に授業を進めるので、自分の担当以外の回についても、予習をして授業に臨んでほしい。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 保坂亨, 『学校を欠席する子どもたち』, 東京大学出版会,2000年
- 本間知巳, 『いじめ臨床』, ナカニシヤ出版,2008年
- 綾屋紗月・熊谷晋一郎, 『発達障害当事者研究』, 医学書院,2008年
- その他、授業内容・受講生の関心に応じて随時紹介する。
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<授業計画の概要>
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Reading Assignmentとしてあらかじめ提示された文献や資料を読んであることを前提に、授業においては子ども援助実践事例についての受講者によるプレゼンテーションに基づいた事例研究を行う。実践事例は、なるべく受講生自身が経験した事例を取り上げ、介入のポイントや介入方法について具体的かつ実践に直結した検討を行う。<BR><BR>1 オリエンテーション:問題意識の明確化<BR>2 子ども援助の理論的枠組み<BR>3 不登校の現状理解<BR>4 不登校の経験的理解(1):子どもの「声」の事例研究<BR>5 不登校の経験的理解(2):保護者の「声」の事例研究<BR>6 不登校への対応(1) :小学校における実践事例研究<BR>7 不登校への対応(2) :中学校での実践事例研究<BR>8 「いじめ」の理解<BR>9 「いじめ」事件の事例研究<BR>10 海外における「いじめ」への対応事例研究<BR>11 小学校における「いじめ」への援助実践事例研究<BR>12 中学校における「いじめ」への援助実践事例研究<BR>13 発達障害(LD・AD/HD・高機能自閉症)の経験的理解<BR>14 発達障害(LD・AD/HD・高機能自閉症)への援助実践の事例検討<BR>15 全体のまとめ
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