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授業科目名 政治学特論IIA
時間割番号 543043A
担当教員名 藤原 真史
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
 行政活動、すなわち「社会集団の目的を実現する手段としての行動または過程」(辻清明)を考察対象とする行政学の主要論点について、最新の理論や行政資料等の紹介を交えながら講義する。その際、欧米諸国との比較の観点から日本の行政の現状と課題について冷徹な分析を行える能力の習得を目指す。
<到達目標>
 行政活動を支える諸制度に関する基本的な知識を習得する。
<授業の方法>
 講義形式で行うが、受講生の人数によっては研究発表の機会も設けたい。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %情報収集/整理力、論理的思考能力 
2受講態度 40  %日常的勉学努力(出席) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 対話と協働をモットーに、本特論が活発な議論の場となることを期待します。<BR><BR>【オフィスアワーについて】<BR> 前期授業期間中は木曜日4時限に研究室(K-313)で実施する予定です。
<テキスト>
  1. <参考書>真渕勝, 行政学, 有斐閣, ISBN:4641049831
  2. <参考書>日本都市センター(編), 地方自治の将来展望に関する調査研究報告書, 日本都市センター, ISBN:4930991854
  3. <参考書>日本都市センター(編), 自治体における財政格差の諸相, 日本都市センター, ISBN:493099179X
  4. <参考書>日本政策投資銀行地域企画チーム, 実践!地域再生の経営戦略, 金融財政事情研究会, ISBN:4322115497
  5. <参考書>ナン・リン/筒井淳也(訳), ソーシャル・キャピタル, ミネルヴァ書房, ISBN:4623051153
<参考書>
  1. 高安健将, 首相の権力, 創文社, ISBN:4423710706
  2. 伊藤光利(編), 政治的エグゼクティヴの比較研究, 早稲田大学出版部, ISBN:4657089048
  3. OECD(編)/木村伸吾(訳), 日本の農政改革, 明石書店, ISBN:4750331341
  4. スティーヴン・ヴァン エヴェラ/野口和彦・渡辺紫乃(訳), 政治学のリサーチ・メソッド, 勁草書房, ISBN:4326301805
  5. 島崎哲彦, 社会調査の実際[第7版], 学文社, ISBN:4762019461
<授業計画の概要>
 概ね以下のテーマについてそれぞれ1〜2回分の授業時間を割り当てて講義を行う予定であるが、受講生の関心によりテーマや時間配分については適宜、追加・調整する。いくつかのテーマについては、日本との比較の観点からアメリカやイギリスを中心に諸外国の状況も検討していく。<BR><BR>1〜2 行政サービスの展開<BR>3〜4 行政と組織<BR>5〜6 官僚制<BR>7〜8 財政<BR>9〜10 政策過程<BR>11〜12 行政管理、行政改革<BR>13〜14 地方自治<BR>15 総括評価・まとめ