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授業科目名 英米文学特論演習I
時間割番号 542092
担当教員名 原田  博
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
シェリーの妻メアリ・シェリーによるFrankenstein を取り上げ、夫の『プロミーシュース解放』とミルトンの『失楽園』(とりわけ、創造主と被造物との関連及び反抗する天使サタンの在り方)との関連を踏まえた上で、本作品の主題である父と子との対立軸を中心に全体の流れを把握したい。本作品が後生何度も映画化されたことやSF小説に与えた影響にも触れていくことにする。
<到達目標>
前期における英米文学特論Iを踏まえて後期において授業内容の連続性が十分に理解できる手いること。
<授業の方法>
授業ごとに割り当てるのでそれについて十分な予習を行いかつそれについて発表させる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %修士論文作成に向けた心構え 
2発表/表現等 50  %上記心構えの実践力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
受講生が主体となって分担されたものを発表する。前期同様自由な質疑応答を期待したい。<BR><BR>1 Mary Shelleyの生涯と作品<BR>2 『フランケンシュタイン』と夫シェリーの『プロミーシュース解放』<BR>3 『フランケンシュタイン』とミルトンの『失楽園』<BR>4 『フランケンシュタイン』全体の構成(複雑な一人称小説の魅力)<BR>5 1818年版の夫シェリーの「序文」及び1831年版のメアリの「序文」<BR>6 第一巻の講読<BR>7 同上<BR>8 同上<BR>9 第二巻の講読<BR>10 同上<BR>11 同上<BR>12 第三巻の講読<BR>13 同上<BR>14 同上<BR>15 後生の映画化及びSF文学への影響