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授業科目名 臨床心理学特論演習
時間割番号 541032
担当教員名 酒井  厚
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
研究科
<授業の目的および概要>
前期(木・三限)の「臨床心理学特論」で得た精神障害の発現メカニズム、パラダイムおよび心理療法の知識を基に、教育現場で問題となっている児童・思春期における学習障害、ADHD、自閉性障害、うつ病などについてとくに理解を深める。講義では学校内での教職員の連携、学校外の専門機関とのリエゾンなどについても積極的に議論し、心の悩みを抱える子どもにとって学校、地域、社会はどうあるべきかについて共に考える。
<到達目標>
教育現場にとくに関わる児童期・青年期の精神障害について理解を深め、障害に悩む子どもへのより良きサポート体制について共に考える。
<授業の方法>
国内外のテキストおよび研究論文を材料として、学生が自ら興味を持った精神障害について発表する。その発表を基に、各精神障害の発現メカニズムや対応する心理療法などについてディスカッションする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1その他 100  %講義時間内での発表と前講義終了後に課すレポートにより評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
特になし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
学生の発表を中心に、ビデオ教材やディスカッションを交えて精神障害の理解を深める。ロールプレイ等を行い、カウンセリングを疑似体験しながらスキルを学ぶ。<BR><BR>1 コミュニティ心理学とはなにか<BR>2 コミュニティ心理学に必要な心理学的素養の獲得<BR>3 コミュニティ心理学に必要な社会学的素養の獲得<BR>4 学校現場が抱えるメンタルヘルス上の問題:学習障害<BR>5 学校現場が抱えるメンタルヘルス上の問題:ADHD<BR>6 学校現場が抱えるメンタルヘルス上の問題:自閉性障害<BR>7 学校現場が抱えるメンタルヘルス上の問題:うつ病<BR>8 子どもの問題行動の発現をどう捉えるか:発達精神病理学<BR>9 悩みを抱える子どもと親への相談:カウンセリングの説明<BR>10 カウンセリング・マインドの獲得<BR>11 カウンセリング・スキルの獲得<BR>12 家族療法<BR>13 多職種間の連携・リエゾン:難しくする要因は何か<BR>14 多職種間の連携・リエゾン:成功する秘訣は何か<BR>15 まとめ