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授業科目名
指導教員
政策評価特論
高橋 智子/門野 圭司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
418662 2 (未登録) 1 後期 III
[概要と目標]
行政や企業から提示されるさまざまな政策や施策が、実際にどのような効果をもたらすのかを推定し、評価するための視座を獲得するとともに、現行の政策・施策を具体的事例に即して検証することにより、より良い評価実践のあり方を考察する。その際、数理モデル分析や歴史分析、行財政システム分析、政治経済分析など、多様なアプローチ方法の経験を重視する。
[到達目標]
具体的事例の検証を通じて多様なアプローチ方法を身につける。
[専攻の目標と講義の目標との関連性]
知の創造につながる大学院博士後期課程の講義としての役割を果たすことを目指す。<BR>アカウンタビリティの向上というよりも、より良い政策形成につなげることを意図した評価に重点を置く。そのため、普遍化された表現としての評価方法だけでなく具体例を評価することを通して実質化を図る。
[必要知識・準備]
持続可能な社会を形成していくために必要な基礎的な知識を持っていること。<BR>評価の目的という意味で、代表的な流れとしてのPDCAサイクルの考え方を理解していること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 20  %自発的勉学 
2発表/表現等 80  %情報収集/整理力、発表、表現力、論理的思考能力、問題設定/解決能力 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
科学技術政策はこれまで研究開発あるいは産業基盤強化を目標に政策が立案され、主要な手法としては振興策と法的規制によって実施されてきた。しかし21世紀に向け公共政策の一環としての科学技術政策が目指されるようになり、技術の未来予測やリスク解析の手法が重要になっている。こうした変化の背景を理解するために、科学技術政策と研究開発の関係についての概略を歴史的視点から検討する。特に1990年代以降の環境問題が、科学技術政策や研究開発の現場に与えた影響について具体的事例をもとに検討する。(高橋担当分)<BR><BR>具体的事例を素材にした評価実践の経過について報告し、参加者間で質疑応答・討論を行なう。(門野担当分)