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授業科目名
指導教員
半導体デバイス工学特論
加藤 孝正/矢野 浩司/小野島 紀夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
416420 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
1.電力増幅用高周波デバイスおよびパワーデバイスを主とした半導体デバイスの先端技術において、それらの動作原理や解析技法、性能評価法を理解することを目標とする。<BR><BR>2.太陽電池に適した半導体材料の選択や太陽電池構造、太陽電池用半導体結晶の作製方法について理解するとともに、安価で高効率な太陽電池作製技術を検討する。<BR><BR>3.有機半導体デバイスの動作原理について無機半導体と対比してその違いを理解し,現状の課題に対する解決策や有機材料の特徴を生かした将来展開について議論する.
[到達目標]
1)内部の電位分布およびキャリア分布と関連づけながら、半導体デバイスの動作を説明出来る。<BR>2)半導体工学における簡易的な解析式により、おおよその素子設計が出来る。
[専攻の目標と講義の目標との関連性]
 本授業科目は、人材養成目的の一つである各種先端ナノデバイスの開発を対象とした人材育成を行い、関連する産業分野の発展に寄与することを目的とする。さらに低炭素を目指した環境にやさしい半導体デバイスにむけた技術開発・発展に寄与することを目的とする。
[必要知識・準備]
半導体物性、デバイスの基礎知識
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %関連する題材に対してプレゼンテーションを実施しながら対話的に議論を進め、主として基礎学力、理解度、応用力について評価する 
[教科書]
  1. 特になし
[参考書]
  1. Power semiconductor devices, PWS publishing company, ISBN:0534940986
  2. S. M. Sze, Physics of Semiconductor Devices, John Wiley & Sons, ISBN:0471056618
[講義項目]
1. 半導体基礎電子物性<BR>2. 半導体電子デバイスの種類と変遷<BR>3. 高周波デバイス、パワーデバイス等の動作原理<BR>4. 各種デバイスのシステムへの応用<BR>5. 半導体中での光吸収過程<BR>6. 太陽電池の物理と設計<BR>7. 高効率太陽電池作製技術<BR>8. 有機エレクトロニクスの背景と将来展望<BR>9. 有機半導体材料の化学的性質とデバイス物理<BR>10. 有機半導体デバイスの作製技術