授業科目名				担当教員
環境物理学特論				島　弘幸
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
328415	2	(未登録)	1	後期	火	II
［概要と目標］
学部履修する物理学科目のうち、地球環境科学に関わりの深い話題を選び、理解を深める。<BR>煩雑な数式を使うことは避け、物理学の考え方や基礎概念、実生活との関わりあいに焦点を絞る。
[到達目標]
◎知識と視野◎<BR>11
［必要知識・準備］
高校履修程度の物理学を理解していること。<BR>大学初級程度の基礎数学(微積分・ベクトル演算)を扱えること。
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  50  % 内容の理解度、創意工夫の有無  2 受講態度  50  % 出席数、授業での積極性(質問・発言など)
［教科書］
(未登録)
［参考書］
数研出版編集部, 視覚でとらえるフォトサイエンス物理図録, 数研出版, ISBN:978-4410265112 勝木 渥, 物理学に基づく 環境の基礎理論, 海鳴社, ISBN:978-4875251903 J.ハート(著)、小沼 通二・蛯名 邦禎(監訳), 環境問題の数理科学入門, シュプリンガー・ジャパン株式会社, ISBN:978-4431100850 中山 正敏, 物質環境科学II　環境システムとエントロピー, 放送大学教育振興会, ISBN:978-4595133626 中川 和道、伊藤 真之、蛯名 邦禎, 環境物理学, 裳華房, ISBN:978-4785322229
［講義項目］
1. 流体力学の基礎 〜カーブをうまく投げるコツ〜<BR> - 気圧と水圧<BR> - 浮力<BR> - 粘性と乱流<BR><BR>2. 電磁気学の基礎 〜自転車のライトはなぜ光る〜<BR> - 光の反射と屈折<BR> - 電磁誘導<BR> - モーターの仕組み<BR><BR>3. 熱力学の基礎 〜動くと汗をかく理由〜<BR> - 熱と温度<BR> - 熱交換とエネルギー生成<BR> - 不可逆変化<BR><BR>4. 相対論の基礎 〜身近な社会との関わりあい〜<BR> - 双子のパラドックス<BR> - GPSの仕組み<BR> - 原子力技術<BR><BR>5. 環境物理の基礎 〜物理の目でみて分かること〜<BR> - 地球温暖化の物理学<BR> - 物質循環の物理学<BR> - 生態系の物理学