授業科目名				担当教員
無機材料化学特論				細谷　正一／武井　貴弘
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
325540	2	(未登録)	1	後期	月	I
［概要と目標］
新しい材料に要求される機能性が物質のミクロ、マクロな物性とどのように関連しているかを知り、物質の合成、材料の製造過程及びバルク単結晶育成の講義を通して機能性材料の創製とその単結晶化について考える
[到達目標]
固体化学の広範にわたる知識を、各自今一度整理することによって、それが機能性とどのように結びついているかを概観できる知見を得ることを目標とする。
［必要知識・準備］
結晶化学、構造無機化学、結晶成長、固体物質
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  5  % 理解の程度  2 受講態度  80  % 広範な固体化学の新しい方向を概観するので、授業に出席することを評価、遅刻は減点です  3 発表／表現等  10  % 英文論文などの解釈力、およびプレゼンテーション能力  4 その他  5  % 出席態度
［教科書］
New Directions in Solid State Chemistry, Cambridge Univ. Press, ISBN:0521499070
［参考書］
(未登録)
［講義項目］
１．固体の構造：古くて新しい側面<BR>２．構造のキャラクタライズ<BR>３．組成および不純物の評価<BR>４．バルク結晶の調製法<BR>５．微粒子・非晶質物質の調整法<BR>６．相変態のメカニズム<BR>７．さまざまな相変態<BR>８．欠陥の種類と性質<BR>９．欠陥と非化学量論<BR>１０．構造と性質の関係　−基本的な特性−<BR>１１．構造と性質の関係　−種々の構造と特性−<BR>１２．マテリアルデザイン法<BR>１３．固体の反応性<BR>１４．固相が関係した種々の反応<BR>１５．まとめ