山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
金属錯体化学特論
阪根 英人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325530 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
遷移金属を主とした中心金属イオンに分子やイオンが配位した錯化合物について、基礎、構造、理論、命名法、スペクトルなどを学ぶ。
[到達目標]
遷移金属錯体についての構造と結合が理解でき、各種スペクトルの解釈が可能で、命名法が扱えること。
[必要知識・準備]
無機化学一般と、物理化学や量子化学の基礎についての知識。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %授業期間中に随時レポートの提出を求める。 
[教科書]
  1. 日本化学会 命名法専門委員会 編, 化合物命名法 − IUPAC勧告に準拠 −, 東京化学同人, ISBN:9784807907557,
    (命名法の講義の受講に必要である。 以前の冊子とは違うもので、内容も大きく変わっているので必ず購入すること。)
[参考書]
  1. 平尾 一之、田中 勝久、中平 敦, 無機化学 その現代的アプローチ, 東京化学同人, ISBN:4807905511
  2. 上村 洸、菅野 暁、田辺 行人, 配位子場理論とその応用, 裳華房, ISBN:478532404X
  3. 三吉 克彦, 金属錯体の構造と性質, 岩波書店, ISBN:400011042X
[講義項目]
<ol><li>配位結合と錯体<BR><li>単核錯体の構造 1配位−6配位<BR><li>単核錯体の構造 7配位−12配位<BR><li>多核錯体の構造<BR><li>クラスター錯体の構造<BR><li>キレート錯体の構造<BR><li>異性体の構造<BR><li>命名法<BR><li>原子価結合法による電子状態の解釈<BR><li>電子状態 結晶場理論<BR><li>電子状態 配位子場理論<BR><li>多d電子系の電子状態<BR><li>電荷移動吸収<BR><li>安定性<BR><li>反応<BR></ol>