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授業科目名
担当教員
衛生工学特論
金子 栄廣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324160 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
 衛生工学の主な対象は上水道,下水道ならびに廃棄物です。いずれも豊かで快適な社会を支える基盤であり,それぞれ適正な運用管理が必要となります。この特論では,廃棄物に関する知識を習得し,廃棄物適正管理の考え方について理解することを目標とします。
[到達目標]
1.廃棄物問題の変遷,問題の捉え方を理解する。<BR>2.廃棄物関連の法律について基本的事項を理解する。<BR>3.ごみ処理技術に関する知識を習得する。<BR>4.ごみ処理に関わるリスクについて基礎知識を学ぶ。<BR>5.廃棄物の性状の評価方法を理解する。
[必要知識・準備]
特になし。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業で学習した内容の理解度を評価する。 
2受講態度 20  %出席および授業中の質問や発言により評価する。 
3発表/表現等 40  %授業での発表の内容(準備状況,発表態度など)を評価する。 
[教科書]
  1. 廃棄物学会, 新版 ごみ読本, 中央法規出版, ISBN:4805844795
[参考書]
  1. 特に指定しませんが、ごみ問題を扱った書籍は多いので、自分に合ったものを読んでみることをお勧めします。
[講義項目]
 1.ごみ処理の歴史<BR> 2.ゴミ問題の捉え方<BR> 3.ごみ処理の法律(1):法体系,廃棄物の処理および清掃に関する法律<BR> 4.ごみ処理の法律(2):資源循環に関する法律<BR> 5.ごみ処理の技術(1):収集と運搬<BR> 6.ごみ処理の技術(2):焼却施設の概要<BR> 7.ごみ処理の技術(3):焼却処理における公害防止対策<BR> 8.ごみ処理の技術(4):資源化技術<BR> 9.ごみ処理の技術(5):最終処分<BR>10.ごみと環境リスク :ダイオキシン問題<BR>11.ごみ行政の現状<BR>12.リサイクルの現状<BR>13.循環型社会システム<BR>14.廃棄物と環境保全<BR>15.総括