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授業科目名
担当教員
土質工学特論
後藤  聡
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324040 2 (未登録) 1 後期 III
[概要と目標]
地震時の地盤の動的問題として、地盤の動的挙動および液状化・斜面崩壊を取り上げる。地盤の動的挙動については、動的変形特性の理論と実験結果、波動伝播理論と重複反射理論、SHAKEによる地震応答解析等の一連性を説明する。液状化については、被害事例と液状化ハザードマップの作成方法、甲府盆地での液状化ハザードマップなどについて説明する。さらに、地震時の斜面災害についても事例を踏まえて解説する。地盤の地震時の動的挙動を、理論と実験・事例の両方から理解することが本講義の目的である。
[到達目標]
地盤の地震時の動的挙動を、理論と実験・事例の両方から理解する。
[必要知識・準備]
必要な知識として以下が挙げられる。<BR>・土質力学および土質工学<BR>・構造力学<BR>・耐震工学
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %理解度と応用力を評価するために、レポート課題を出す。 
2受講態度 20  %3/4 以上の出席は単位取得の不可欠条件となる。 
3発表/表現等 20  %理解度と応用力を評価するために、発表課題を出す。 
[教科書]
  1. 配布資料
[参考書]
  1. 土質動力学の基礎, 鹿島出版会, ISBN:4306020967
  2. 土木工学体系 8 土質力学, 彰国社版, ISBN:4395400086
  3. 地震による地盤災害に関するゾーニングマニュアル, 地盤工学会, ISBN:4886440533
[講義項目]
 1.地盤の動的問題<BR> 2.地盤の動的変形特性(理論)(1)<BR> 3.地盤の動的変形特性(理論)(2)<BR> 4.地盤の動的変形特性(実験)(1)<BR> 5.地盤の動的変形特性(実験)(2)<BR> 5.波動伝播理論(1)<BR> 6.波動伝播理論(2)<BR> 7.地震動に対するゾーニングマップ<BR> 8.液状化の被害例<BR> 9.液状化の予測と判定<BR>10.液状化ハザードマップ<BR>11.斜面崩壊の事例(1)<BR>12.斜面崩壊の事例(2)<BR>13.斜面崩壊の事例(3)<BR>14.斜面崩壊の事例(4)<BR>15.評価:総括・まとめ