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授業科目名
担当教員
インターネット工学特論
加羅 淳
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
323221 2 (未登録) 1 前期 V
[概要と目標]
通信基盤としてのインターネットの仕組みをトランスポート層とネットワーク層を中心に学習する。
[到達目標]
TCPの輻輳制御の仕組みを学び、インターネットの性能的側面について理解する。IPアドレスの構造、ルーティングの基本を理解し、ルーターの基本的な設定ができるようになる。IPsecを用いてVPNを構築するための基本知識を習得する。
[必要知識・準備]
TCP/IPの初歩的な知識。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %講義内容の正確な理解。 
2受講態度 50  %質疑応答など、授業への積極的な参加。 
[教科書]
  1. ハンドアウトを使用する。
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 イントロダクション(インターネットの歴史、TCP/IPの位置づけ)<BR>第2回 TCPの基礎 (ヘッダ構造1)<BR>第3回 TCPの基礎 (ヘッダ構造2、MTU/MSS)<BR>第4回 TCPの基礎 (接続の開始と終了1)<BR>第5回 TCPの基礎 (接続の開始と終了2)<BR>第6回 TCPの輻輳制御 (遅延Ack、Nagleアルゴリズム、ウインドウ制御、Slow Start)<BR>第7回 TCPの輻輳制御 (輻輳回避、Fast Retransmit, Fast Recovery)<BR>第8回 TCPの性能向上方式(パスMTUディスカバリー、Window Scale Option)<BR>第9回 IPの基礎 (アドレス構造、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ)<BR>第10回 IPの基礎 (CIDR、サブネット化、アドレス集約)<BR>第11回 動的経路制御プロトコル(RIP1/RIP2の原理)<BR>第12回 動的経路制御プロトコル(RIP1/RIP2の動作, Split Horizon, Poisoned Reverse, RIP-MD5)<BR>第13回 IPセキュリティ (IPsec)<BR>第14回 IPセキュリティ (ISAKMP and IKE)<BR><BR>スケジュールおよび教材(ハンドアウト)は科目Webページ:<BR>http://www.u-aizu.ac.jp/~kara/<BR>を参照のこと。