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授業科目名
担当教員
ソフトウェア開発工学特論
渡辺 喜道
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
323121 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
近年のソフトウェア開発の対象は,これまで主流だった基幹系と呼ばれる情報システムから,サービスまたはビジネスにおける価値創造または価値向上を情報システム開発・運用・保守によって実現することを指向するソリューションにシフトしてきている.このような時代の変化に柔軟に対応するためには,ソフトウェア開発技術とマネジメント技術を統合して,情報システムを企画・設計・開発・運用・保守する必要がある.本講義では,効率よくかつ効果的に情報システムを開発するための様々な手法について学習する.
[到達目標]
(1) 情報システムの企画の意味がわかる.<BR>(2) 情報システムの設計の重要性がわかる.<BR>(3) 情報システムの開発の基礎的技術がわかる.<BR>(4) 情報システムの運用・保守の概要がわかる.
[必要知識・準備]
ソフトウェア工学に関する基本的な知識を学習していることが望ましい.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %課題の要求に正しく応えられているかをみる. 
[教科書]
  1. 小泉寿男,辻秀一,吉田幸二,中島毅, ソフトウェア開発, オーム社, ISBN:427413279X
[参考書]
  1. ロジャー S. プレスマン, 実践ソフトウェアエンジニアリング, 日科技連出版, ISBN:4817161485,
    (その他,講義中に紹介する.)

  2. Mary Beth Chrissis, Mike Konrad, Sandy Shrum, CMMI Guidelines for Process Integration and Product Improvement, Addison Wesley, ISBN:0321279670
  3. アクセンチュア, CMMI基本と実践, ソフトバンククリエイティブ, ISBN:9784797343533
[講義項目]
(01) ソフトウェアの性質と開発の課題<BR>(02) ソフトウェア開発プロセス<BR>(03) SEが作成する文書<BR>(04) プロセスモデル<BR>(05) 要求分析<BR>(06) 要求分析の技法<BR>(07) ソフトウェア設計,ソフトウェア品質<BR>(08) 構造化設計技法<BR>(09) 品質・生産性向上のための開発手法<BR>(10) ソフトウェア構築<BR>(11) テスト工程<BR>(12) テスト技法<BR>(13) 保守・運用,ソフトウェア再利用<BR>(14) プロジェクト管理と品質管理<BR>(15) 総括評価・まとめ