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授業科目名
担当教員
インタラクション設計特論
小俣 昌樹/郷 健太郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
323034 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
本講義は,日常生活で幅広い人間の活動として,コンピュータを用いる場合の対話型システム(インタラクティブシステム)のデザインにおける設計,実装,評価の基本的知識と手法について述べる.従来のコンピュータ科学の伝統的な機械中心から人間中心の視点に移動した「人間の活動を支援するシステムのデザイン」について,問題設定,人間の認知・心理および行動の理解,要求分析,設計手法,ユーザビリティ評価の基本原理と手法について学習する.
[到達目標]
到達目標は,以下の通りである.<BR>(1)「よいデザイン」を説明できる.<BR>(2)ガイドラインとモデルを知ってそれらをインタフェース設計に適用できる.<BR>(3)設計過程にユーザを参加させるいくつかの方法を知り適用できる.<BR>(4)さまざまな方法とシステムを通してアプリケーションを構築できる.<BR>(5)インタフェースの質を評価する方法を知り適用できる.<BR>(6)応用や先端分野のための基礎を得る.
[必要知識・準備]
学部において,ユーザインタフェース,CG,ソフトウェア工学に関する基礎科目を履修していることが望ましい.
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %課題・宿題の実施状況(10%),及び,複数回のレポート(50%) 
2発表/表現等 40  %プロジェクトの成果発表 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 大西 淳, 郷 健太郎, 要求工学, 共立出版, ISBN:4320027825
[講義項目]
(1) ガイダンス,概要と歴史<BR>(2) シナリオに基づく設計 <BR>(3) シナリオを書く<BR>(4) 調査法:生活の様子をきりとる<BR>(5) 調査法:内面を探る<BR>(6) インタラクションのアイディア生成と表現<BR>(7) プロジェクト実施<BR>(8) プロジェクト発表<BR>(9) ヒューリスティックス評価法<BR>(10) ユーザビリティテスト<BR>(11) 観察法,質問紙法<BR>(12) 要因計画法<BR>(13) 情報行動計測<BR>(14) プロトタイプの内容に関する評価発表会(1)<BR>(15) プロトタイプの内容に関する評価発表会(2)<BR>※状況に応じて講義項目を変更する可能性があります.