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授業科目名
担当教員
塑性加工学特論
吉原 正一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
321120 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
ものづくり技術が目覚しい発展を遂げている理由のひとつは、シミュレーション技術の進化にある。自動車のパネルやカメラ、パソコンの筐体などは塑性加工法で作られており、各企業では弾塑性有限要素法を用いて、不良現象等をシミュレートしている。そこで本講座は、弾塑性有限要素法の基礎を学び、それがどのように塑性加工に適用されているか学習する。
[到達目標]
以下の項目を習得する。<BR>1.力のつりあい式、適合条件、境界条件によって弾性問題を解く。<BR>2.降伏条件と法線則<BR>3.弾塑性有限要素法
[必要知識・準備]
材料力学?〜?、線形代数?,?、塑性加工の学部授業を履修していること。もしくは、材料力学および線形代数、塑性加工の内容を習得していること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %各回の授業の理解度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 益田森治、室田忠雄 共著, 工業塑性力学, 養賢堂
  2. 吉田総仁, 弾塑性力学の基礎, 共立出版
  3. 小坂田宏造, 応用塑性力学 塑性変形の力学と有限要素解析, 培風館
[講義項目]
授業回数と内容<BR>第1回  応力とひずみ<BR>第2回  弾性力学の基礎方程式と2次元問題の解析<BR>第3回  エネルギー原理とその応用 <BR>第4回  応力−ひずみ関係式<BR>第5回  降伏条件<BR>第6回  法線則<BR>第7回  全ひずみ理論とひずみ増分理論<BR>第8回  2次元問題<BR>第9回  軸対象問題<BR>第10回 弾性有限要素法(マトリクスとベクトル)<BR>第11回 弾性有限要素法(釣り合い方程式と仮想仕事の原理)<BR>第12回 弾性有限要素法(最小ポテンシャルエネルギと主応力)<BR>第13回 塑性有限要素法(トラスの問題)<BR>第14回 弾塑性有限要素法(板の加工:曲げ加工)<BR>第15回 弾塑性有限要素法(板の加工:プレス加工)<BR><BR>なお、10回〜15回の有限要素法においては、シミュレーションを実施するので、パソコンを使用します。