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授業科目名
担当教員
伝熱工学特論
鳥山 孝司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
321050 2 (未登録) 1 前期 III
[概要と目標]
様々な工業的分野において除熱・乾燥・空調など、伝熱・熱交換を利用した機器が幅広く利用されている。これらの機器の構造を理解するとともに、熱設計できることは省エネルギーの観点からも非常に重要なことである。本講義では、これらに加えて、実際の機器の測定に必要な熱及び流動現象の計測法や、数値シミュレーションの基礎について講義する。
[到達目標]
1.熱交換器・伝熱機器などの構造及び熱設計法を理解する。<BR>2.温度場及び速度場の計測方法を理解する。<BR>3.伝熱問題のモデル化と設計方法を理解する。<BR>4.数値シミュレーションの基本を理解する。
[必要知識・準備]
学部における熱力学、伝熱工学、流体工学等の熱、流体に関する知識を修得していることが望ましい。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 90  %与えられた課題の結果とその理解度 
2受講態度 10  %講義中の態度 
[教科書]
  1. 日本機械学会, JSMEテキストシリーズ 伝熱工学, 丸善, ISBN:978-4888981200
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:講義の概要と目標<BR>第2回:伝熱の基礎<BR>第3回:熱交換器の基礎及び設計方法<BR>第4回:機器の冷却及び断熱技術<BR>第5回:ヒートパイプ・ペルチェ素子<BR>第6回:温度・速度計測法<BR>第7回:無次元数・次元解析<BR>第8回:伝熱問題のモデル化(温度推定・放熱量)<BR>第9回:伝熱問題のモデル化(熱交換器など)<BR>第10回:熱流体に関わる支配方程式<BR>第11回:常微分方程式の解法及び精度問題<BR>第12回:定常熱伝導問題<BR>第13回:非定常熱伝導問題・行列解法<BR>第14回:移流方程式の解法及び計算精度<BR>第15回:流体解析手法