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授業科目名
担当教員
電力発生工学
清弘 智昭
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
289010 2 ES 3 後期 I
[概要]
 概要: 今日の生活様式の中での電気エネルギーの消費パターについて理解し、電力需要に見合った電気エネルギーの発生方法について学ぶ。水の持つ位置のエネルギーを水車を使って電気のエネルギーに変える水力発電、石油や石炭等の化石燃料が持つ化学的なエネルギーをボイラー、タービンを使って電気のエネルギーに変える火力発電、風のエネルギーを風車を使って電気のエネルギーに変える風力発電など様々な方法で電気エネルギーを発生を発生させることが出来る。これらの電力発生の原理や具体的な方法、設備などについて学ぶ。<BR> 目標: 流体に関するベルヌーイの法則、熱力学、などの知識を基に電気エネルギーを発生させる発電所の構成や電力発生の原理を理解すること、電力発生の為の発電設備の主なものの役割を理解する。
[具体的な達成目標]
電気エネルギーを発生させる原理を説明できる。<BR>電気エネルギーを発生させる具体的な方法として水力発電、火力発電、およびその他の発電方法、発電所の構成、各設備の機能等を説明できる。<BR>水力発電の基礎になる水力学、火力発電の基礎をなる熱力学を説明できる。
[必要知識・準備]
発電機で電気を発生させる基本原理は、ファラディの電磁誘導の法則である。従って電気機械の中でも、同期発電機や変圧器の原理、電磁気学の基本的な知識はマスターしていることが必要である。水の位置のエネルギーが運動のエネルギーに変えられ水車を回すことの基本に力学の知識が当然求められる。火力発電の原理を理解してゆくためには熱力学を避けて通れない。水の性質、石炭や石油の基本的な性質も知っていることがエネルギー変換の原理を理解する上で多いに参考になる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %水力、火力発電及びその他の発電方式に関連した事項を整理して理解しているいかを評価する。 
2小テスト/レポート 30  %発電に関連した事項を整理して理解しているかを評価する。 
[教科書]
  1. 関井 康雄,脇本 隆之, エネルギー工学, 電気書院, ISBN:978-4-485-30208-8
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.エネルギー変換と各種の発電方法<BR> 2.水力発電の概要<BR> 3.水力学<BR> 4.水力発電設備<BR> 5.火力発電の概要<BR> 6.熱力学(カルノーのサイクル、ランキンサイクル)<BR> 7.火力発電設備<BR> 8.化石燃料(石油、石炭、天然ガス)の特性<BR> 9・中間まとめ<BR>10.原子の構造,核分裂とネルギー欠損,臨界状態<BR>11.原子力発電の概要<BR>12.原子炉の種類と原理 PWR,BWR,ABWR<BR>13.原子力発電所の事故と安全性,安全設備<BR>14.その他の発電方式<BR>15.まとめ
[教育方法]
教科書を中心に講義をおこなう。<BR>発電設備等の説明には、適宜視聴覚教材を使う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)