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授業科目名
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担当教員
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資源物理化学
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小宮山 政晴
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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276096 | 2 | J | 3 | 前期 | 水 | III | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
循環システム工学の必要性は、地球規模での工業資源やエネルギー資源が有限である点にある。これら工業/エネルギー資源の採掘、精錬/精製、製品化のプロセスの多くに化学がかかわっており、これらの循環(リサイクル)を考えるときに、それぞれのプロセスの化学的理解は欠かせない。本講義では、これら工業/エネルギー資源の精錬/精製、製品化のプロセスを化学的・熱力学的に理解することを目的とする。 | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
これら工業/エネルギー資源の精錬/精製、製品化のプロセスを化学的に理解する。さらにこれら資源の循環(リサイクル)に必要な諸条件も推定することができるようにする。またこれら資源の循環(リサイクル)にかかるエネルギーコストを主にエクセルギーの観点から最小化するために必要な熱力学を、基礎物理化学IIで履修したレベルを基にして復習、展開し、それを実際のプロセスに応用できるようにする。 | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
基礎物理化学IIの履修ないしは熱力学の初歩的知識があることを前提とする。なお本講義で使用しているテキストは最近絶版となってしまったが、アマゾンなどで中古書籍が多数出回っている。受講者は、テキストを図書館や先輩から借りるなり新品または中古品を買うなりして入手しておくこと。 | ||||||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
1.循環型社会における資源化学の重要性についての説明、ならびに本授業の概要<BR>2.熱力学第1および第2法則の復習<BR>3.自由エネルギーの特殊形態としてのエクセルギー概念の導入<BR>4.エクセルギー減少則としての熱力学第2法則の理解<BR>5.無機製造化学(1)鉄の精錬-エクセルギーの応用<BR>6.無機製造化学(2)アンモニアの製造-世界の食糧生産の要<BR>7.無機製造化学(3)セメント工業-CO2問題<BR>8.電気化学工業(1)アルミニウムの精錬とリサイクル<BR>9.電気化学工業(2)化学電池、燃料電池、太陽電池<BR>10.石炭化学工業-その過去と未来<BR>11.石油化学工業(1)精製工程<BR>12.石油化学工業(2)燃料としての価値と将来<BR>13.石油化学工業(3)化学工業原料として<BR>14.高分子化学工業(1)高分子材料の種類と合成の基礎<BR>15.高分子化学工業(2)高分子製品の再資源化とその問題点 | ||||||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
本講義では、授業内容を演習問題を通して理解することを方針としており、授業時間の関係からほとんどの演習問題は宿題として出題される。演習問題を自分の力で解く意志があるかどうかが本授業履修の要である。 | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) |