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授業科目名
担当教員
環境計測技術演習
風間 ふたば/岩田 智也/小林  拓
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
276031 2 J 3 後期 III-IV
[概要]
環境の状況を把握するために最も有効な方法は、実際に環境の状況を測定することである。これらの環境計測にはさまざまな測定機器が用いられ、近年では自動化も進んできてはいるが、それでも精度の高いデータを得るためには、正しい知識と経験を必要とする。<BR> この科目では、環境計測技術の入門編として、次のような6項目の計測実習を行う。これらは専門的な環境計測技術を身につけるための第一段階の内容であり、将来それらに関連する職業を目指す学生には必須科目といえる。また測定データの持つ意味を正しく理解する上で、自ら実際に測定を体験することは重要であり、その意味では直接環境計測と関わりのない職業につく場合にも有益である。
[具体的な達成目標]
各項目の実験内容を理解し、的確な考察を行ったレポートを提出することを目標とする。
[必要知識・準備]
2年次の自然科学実験ならびに環境分析化学の単位を取得済であることが望ましい。また、内容が豊富で時間もかかる実験科目なので、最後までやり通す意欲と自信がある者だけが履修すること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %講義内容の理解力 
2受講態度 50  %実習への意欲的な取り組み 
[教科書]
  1. 各項目に応じて担当者が作成した実験テキストを配布する
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
実験項目は以下である。下記の項目を少人数のグループに分けて実習を行う。<BR>1つのテーマを2〜3週かけて行い,全15回行う.<BR><BR> 1.ガイダンス<BR> 2.簡易測定法による大気中の二酸化窒素濃度分布の測定<BR> 3.リモートセンシングによる地上の観察<BR> 4.水中の窒素・りん成分の形態分析<BR> 5.ガスクロマトグラフィーによる有害有機物の測定<BR> 6.閉鎖型チャンバーを用いた土壌呼吸速度の測定<BR> 7.GISを用いた土地利用解析
[教育方法]
できるだけ少人数のグループによる実験を行う。<BR>実習科目であり、学生の自主的な取り組みを重視する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)