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授業科目名
担当教員
土質工学第一
村上 幸利
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
274060 2 CL 3 前期 I
[概要]
  「土質力学」で習得した知識を用いながら,土木構造物を建設する場合にしばしば付帯的に問題になる土留擁壁や法面の安定解析法およびそれに基づく設計法を学習する.講義は幾つかの課題を演習しながら進める.<BR><学科の学習・教育目標との対応:> 専門基礎学力の付与
[具体的な達成目標]
各種の土圧とその評価法を理解できる.<BR>土留擁壁の設計法を理解できる.<BR>法面の安定解析法を理解できる.<BR>法面の設計法を理解できる.
[必要知識・準備]
 「土質力学」に関する基礎知識が必要である.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %最終試験としての総合的な評価 
2試験:中間期 40  %期間中に1回の中間評価とまとめを行うが、それまでに得た専門知識等の熟知度を評価 
3小テスト/レポート 10  %幾つか出す課題に対する提出物の内容に対する評価 
4受講態度 10  %受講態度についての評価 
[教科書]
  1. 常田賢一, 土質力学, 理工図書, ISBN:978-4-8446-0753-3
[参考書]
  1. 土質工学に関する演習の書籍が多数出版されているので,参考書として薦める.なお、具体的な書籍名については,講義のなかで紹介する.
[講義項目]
<講義項目><BR>15回の講義において、下記の内容を学習する。また合わせて、適宜、演習を行う。<BR>  1. 擁壁に作用する土圧                         <BR>  2. 主働土圧と受働土圧<BR>  3. 土圧理論概説                         <BR>  4. ランキン土圧論(1)<BR>  5. ランキン土圧論(2)<BR>  6. クーロン土圧論 <BR>  7. 擁壁の設計法(1)<BR>  8. 擁壁の設計法(2)<BR>  9. 斜面の安定解析に関する考え方<BR> 10. 斜面破壊の形式<BR> 11. 安定図表による安定計算<BR> 12. 細片分割法(1)<BR> 13. 細片分割法(2)         <BR> 14. 法面の設計法<BR> 15. 評価:総括・まとめ<BR><BR><達成目標><BR> 主要な土木構造物である擁壁と盛土法面の設計が自力でできるようにする。<BR>  <BR>  <BR><BR> <BR>  <BR>  <BR>  <BR> <BR> <BR> 
[教育方法]
講義で重要な部分については紙媒体を配布して,学生が学習しやすいように配慮し,問題を把握できる能力を養う.<BR>数多くの演習を行い,また解法等について詳細な解説を行うことによって,専門知識の問題解決への活用方法を教授し,応用力を涵養させる.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
F.問題の把握および解決能力
 社会基盤や環境整備の設計・計画などにおける問題・課題を的確に把握し、その解決に専門基礎科目で習得した知識・技術を応用できる能力を身に付ける。
[その他]
特になし