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授業科目名
担当教員
感性デザイン実習
寺田 英嗣/川? 伸二/[寺田]英嗣/伊藤 彰人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
271221 1 I 3 後期 III-1-IV-1
[概要]
感性デザイン実習は,機械系の学生にとっては自分が考える機械のメカニズムを具体的に製作者に指示するための手段として,習得しなければならない科目の一つである.今まで学習してきた知識をもとに,3次元CADによる製図を行いより高度なCAD製図手順を習得するとともに,機械設計に必要な豊かな感性の涵養とともにCADの実戦力の涵養に努めることを目標とする.
[具体的な達成目標]
1.3次元CADを的確に操作できる. <BR>2.簡単な空間的物体の設計計算ができる.<BR>3.3次元物体の設計図面が製作できる. <BR>4.自身の設計の意図を図面上に表現できる. <BR>(5) 3次元モデラで実際に製作する手順を理解できる.
[必要知識・準備]
機械技術者が他人に自分の考えを伝える唯一の方法が図面である.JISに従って相手が正しく理解できる機械製図が描けるよう細心の注意力と正確さを養うべく機械類に常に興味を持つことが必要である.なお機械要素設計製図I・IIおよび機構設計製図は履修済みであることを前提に授業を進めるため,必ずこれらの課目を受講後に履修すること.また機械設計I・II,機構学および材料力学の十分なる復習が必要である.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 55  %授業理解力,日常的勉学努力,自発的勉学,情報収集/整理力,表現力,論理的思考能力 その他 
2受講態度 45  %欠席及び授業態度不良の場合は減点する. 
[教科書]
  1. 加藤顕剛, 機械システム工学製図, 理工学社, ISBN:4844522930
[参考書]
  1. 大西 清, JISにもとづく 機械設計製図便覧, 理工学社, ISBN:4844520237
  2. 吉沢 武男, 大学演習 機械要素設計, 裳華房, ISBN:4785380241
  3. 幸田 彰, 図学と製図, 培風館, ISBN:4563030023
  4. 機械製図, 森北出版, ISBN:4627661142
[講義項目]
1.機構設計製図の復習1(クラッチの設計演習)<BR>2.クラッチの設計製図(I)  <BR>3.クラッチの設計製図(I)<BR>4.機構設計製図の復習2(はめあい部の設計演習)<BR>5.はめあい部の設計製図(I)<BR>6.はめあい部の設計製図(II)<BR>7.ソリッドモデル法による3次元モデルの作成<BR>8.マシニング法による3次元モデル編集<BR>9.押し出し法による3次元モデルの作成<BR>10.回転体の作成<BR>11.単純パーツ組み合わせによる3次元モデルの作成<BR>12.3次元モデルから2次元図面の作成<BR>13.自由曲面を含む3次元モデルの作成(I)<BR>14.自由曲面を含む3次元モデルの作成(II)<BR>15.自由曲面を含む3次元モデルの作成(III)<BR>使用設備:CAD室のWindowsPC及び2次元・3次元CAD(OneSpace Designer).
[教育方法]
1.講義ではできるだけ実際の設計に適用できるメカニズムについて解説するようにしている.<BR>2.第一線で活躍している現役の技術者による講義も行い,卒業後の即戦力としての実力を付けられるようにしている.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(D)デザインとものづくり
修得した機械工学の専門基礎知識を活用し、与えられた制約条件のもとでデザインやものづくりを合理的かつ効率的におこなう能力を身につける。
[その他]
提出物の提出期限は厳守すること.特別な事情がない限り期限が遅れた場合は受理しない.<BR>オフィスアワー:毎週火曜日16:15より,A1-207室にて(事前確認が望ましい).もしくは金曜日講義終了後.CAD室にて.