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授業科目名
担当教員
材料と力学II
岡村 美好
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
268042 2 JM 1 後期 III
[概要]
 機械装置の構成部材は、引張・圧縮・ねじり・せん断などの力が作用し、変形または破壊する。機械装置を設計するうえで、それぞれの力によりどのように変形するか予測することが重要である。<BR> 材料と力学Iでは主に金属材料の性質と強度、応力とひずみについて学習した。材料と力学IIでは、発展した問題として、丸棒のねじり・はりの曲げによる応力、断面形状による断面二次モーメント・断面係数とはりの強度、はりのたわみ、柱の座屈など、機械の基本構造を構成する軸・はり・柱に働く力と変形と強度について学ぶ。
[具体的な達成目標]
1.丸棒のねじりとその応用問題について理解する。<BR>2.はり内部の応力と断面二次モーメント、断面係数について理解する。<BR>3.はりの境界条件とたわみについて理解する。<BR>4.柱の座屈について理解する。
[必要知識・準備]
材料と力学Iを復習しておくこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %授業計画9〜14までの理解度を評価する 
2試験:中間期 35  %授業計画1〜7までの理解度を評価する 
3小テスト/レポート 30  %授業の出席状況も評価に加味する 
[教科書]
  1. 深澤泰晴,山田伸志,水口義久,大内英俊,黒崎茂,小坂敏文,高上輝雄,大藤晃義, 材料力学入門, パワー社, ISBN:978-4-8277-1238-4
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 丸棒のねじり、断面二次極モーメント、極断面係数<BR>第2回 動力伝達軸<BR>第3回 丸棒のねじりの応用問題、コイルばね<BR>第4回 はりの応力の基礎<BR>第5回 はりのせん断力と曲げモーメント<BR>第6回 断面二次モーメント、断面係数<BR>第7回 はりのせん断応力と強化法<BR>第8回 中間評価(総括とまとめ)<BR>第9回 はりのたわみ<BR>第10回 はりの境界条件とたわみ<BR>第11回 組み合わせ応力<BR>第12回 柱の座屈<BR>第13回 不静定はり<BR>第14回 最小仕事の原理<BR>第15回 評価(総括とまとめ)
[教育方法]
教科書に沿った講義の後,例題を解いて理解を深め,問題を解く能力を習得する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)