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授業科目名
担当教員
材料と力学I
北村 敏也
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
268040 2 JM 1 前期 I
[概要]
機械装置は、金属或いは樹脂などの材料により形作られ、材料により機能を維持している。機械装置を設計する際は、機械材料の強度や変形について考慮し適切な材料や形状とすることが必要である。<BR>本授業では、機械材料内に働く応力とひずみについて学習するとともに、物質内の内部構造がどのように変化することにより変形するのか、炭素量による鋼の特性の変化や合金化による特性の変化を学んだ上で、金属材料の変形と強度に関する基礎を学ぶ。
[具体的な達成目標]
1.物体内で働く応力とひずみ・物体の変形および弾性係数について理解する。<BR>2.物質(主に金属)の微細構造と変形、硬さについて理解する。<BR>3.鋼、合金等の特性について理解する。<BR>4.引張・圧縮、せん断と安全率、不静定問題について理解する。
[必要知識・準備]
事前に必要な知識は無い。<BR>物体内に働く力や変形について理解できる想像力を鍛えること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %授業進行に合わせた理解 
2試験:中間期 35  %授業進行に合わせた理解 
3小テスト/レポート 15  %授業理解を測る為に適時小テストを行う。平常点・受講態度と併せて30点 
4受講態度 15  %小テスト・レポート課題と併せて30点とする 
[教科書]
  1. 深澤泰晴、山田伸志, 材料力学入門, パワー社, ISBN:9784827712384
[参考書]
  1. 吉岡正人・岡田勝蔵・中山栄浩, 機械の材料学入門, コロナ社, ISBN:9784339045598
[講義項目]
主な授業項目は以下のとおりである。<BR>第1回.基本的物理量と単位<BR>第2回応力とひずみと弾性係数、応力集中とサンブナンの原理<BR>第3回応力―ひずみ線図と降伏と破断、脆性と延性<BR>第4回金属の構造と欠陥<BR>第5回相平衡の基礎<BR>第6回鋼の相平衡<BR>第7回中間評価(総括とまとめ)<BR>第8回金属の変形と転移<BR>第9回鋼の強度と熱処理<BR>第10回アルミニウム合金と銅合金<BR>第11回高分子材料とセラミック材料<BR>第12回設計における強度と安全率<BR>第13回単純な引張とせん断<BR>第14回不静定問題 <BR>第15回評価(総括とまとめ)<BR>授業の進行は、理解に合わせて変更する。
[教育方法]
材料の基礎については、資料を配布する。<BR>適時小テスト・レポート課題を課すことで理解を測り、授業を進める。<BR>授業は板書およびパワーポイントで進める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
質問は授業時間中でも授業後でも受け付ける。<BR>オフィスアワー 火曜午後