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授業科目名
担当教員
遺伝子工学
野田 悟子
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265610 2 BT,WP 3 前期 I
[概要]
遺伝子工学は、医学、工学、農学等の幅広い分野で基礎から応用まで利用されている。本講義では、遺伝子工学を利用するために必要な、基本的な知識や概念を解説する。
[具体的な達成目標]
核酸(DNA, RNA)の構造や化学的性質を理解し、遺伝情報の保存における核酸の役割を学ぶ。また、生命の基本設計図である遺伝子について、その発現の仕組みや調節機構を理解し、遺伝子工学に必要な一般原理と基本概念を習得する。
[必要知識・準備]
微生物学、生化学の基礎知識を前提とする。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %遺伝子工学の知識の理解度を評価する。 
2小テスト/レポート 20  %遺伝子工学に関する考え方を中心に評価する。 
3受講態度 10  %質問等の教室での学習態度を総合的に評価する。 
[教科書]
  1. リッター生化学, 東京化学同人, ISBN:4807904981,
    ( )
[参考書]
  1. ワトソン, 遺伝子の分子生物学, 東京電機大学出版局, ISBN:4501621206
  2. 近藤昭彦、芝崎誠司, 遺伝子工学, 化学同人, ISBN:9784759811100
[講義項目]
1.染色体および遺伝子の構造と機能<BR>2. DNAの複製<BR>3. 転写<BR>4. タンパク質の生合成(翻訳、プロセシング)<BR>5. 遺伝子の発現とその制御<BR>6. DNA組換え実験の基礎,制限酵素等<BR>7. 宿主とベクター<BR>8. 遺伝子クローニングの方法(ライブラリー作製)<BR>9. 遺伝子の解析法1(PCRとその応用)<BR>10. 遺伝子の解析法2(塩基配列の決定法)<BR>11. 遺伝子の発現と機能解析1(組換えタンパク質の作製)<BR>12. 遺伝子の発現と機能解析2(応用)<BR>13. 遺伝子導入法(動物、植物への遺伝子導入)<BR>14.遺伝子工学の応用例<BR>15.総括評価(試験等)
[教育方法]
プロジェクターを用いて講義する。画像やビデオを利用することで、イメージしやすいように配慮する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]